今回は、自分が本当に使う英語の日常会話表現を増やす方法を紹介します。やみくもに英会話表現集を覚えていくよりも効率よく英会話が上達するのでおすすめです。
自分が日常生活で使っている日本語の会話表現を思い出す
まず、日本語でいいので、自分が毎日どんなことを言ったか思い出してみてください。意外と自分が日常会話で言うことってパターン化されていませんか?
次は、それを英語で言えるかどうかを考え、
- すでに英語でもスッと出てくる英会話フレーズ
- ちょっと考えたら言える英会話フレーズ
- 言えない英会話フレーズ
このように分類します。
すでに英語で言えるフレーズはそのままでOKです。
ちょっと考えたら英語で言えるフレーズは、忘れないように何かにメモした上で練習してスッと出てくるようにします。
問題は現時点では英語で言えない会話フレーズですね。これを頑張って減らしていきましょう。
英語で言えない日常会話フレーズを調べる
きっと、毎日のように言うフレーズなのに英語で言えないものがあると思います。それらを調べて英語で言えるようにしていきます。
調べるのは英会話表現集や英会話表現辞典のようなものでもいいですし、インターネットで検索してもOKです。ネイティブが書いているネット記事や本なども参考にしましょう。日本語のできるネイティブや、英語が出来る日本人の方が周りにいれば聞いてみるのもいいでしょう。いろいろな手段を駆使して調べ、それらを比べて選んでください。
文や会話表現が難しければ、最初は単語だけでもOKです。例えば、自分の机の上にある物やキッチンにある道具など何でもいいです。自分が実際に日本語で言ったけど、英語では言えないものを少しずつ減らしていきましょう。
普段日本語で話している内容が英語で言えるようになると、英語で話すこと自体が急激に楽になっていきます。これはなぜかと言うと、人間って結構日常生活では同じようなことしか話さないからなんですよね。みなさんもそうなのではないでしょうか。意外と毎日のように言うフレーズって決まってませんか。そういうものを真っ先に潰していきましょう。
どんな日常会話表現を使うことが多いのかは人によって全然違うので、自分の日常生活をよく思い出してみてください。特に、日本語で話す時に自分の口癖になっているフレーズが英語でも言えるようにしておくと、かなり英語で話すのがスムーズになるでしょう。例えば、
- I’m just wondering…(ちょっと思ったんだけど…)
- Come to think of it.(そういえば)
- If possible.(できれば)
- I’m not sure. (よくわからない)
- Is that so?(そうなんですか?)
みたいな何気ないひとことってよく使いませんか?こういうフレーズで自分がよく言うものがあれば真っ先に覚えましょう。
他の方法としては、分厚い日常会話フレーズ集や、日常会話表現辞典のようなものにざーっと目を通して、「毎日のように自分が使っているフレーズ」のみ抜き出して覚えていくのも良いですね。全部覚えるのは大変なので、本当に使うフレーズのみ厳選する感じです。
頻出英会話表現はまとめてメモしておく
調べた会話表現やフレーズ集からピックアップした表現はExcelやGoogleSpreadsheetなどにまとめておいて、すぐに見られる状態にしておくのがおすすめです。自分用に最適化された最高の英会話表現集が出来上がります。
スマホ・タブレットやパソコンでいつでもどこでも確認できますので、ちょっとした空き時間や電車・バスなどの移動時間中にも見ることができて便利です。
最後に
自分の本当によく使う会話表現を優先的に覚えていきましょう。注意点は、「自分が毎日のように使う表現」のみ覚えていくようにして下さい。あれもこれもと選んでいくと数が多くなりすぎるので、自分が実際に日本語で使ったフレーズでも何ヶ月に1回、何年に1回言うかどうかわからないようなものはいったん置いておきましょう。
もちろん、瞬間英作文などを通して基本的な英文法は自由に使えるようにトレーニングを重ねることや、自分が英語で喋ったときに出てこなかった日常会話フレーズを少しずつ覚えていくことも大切ですよ。
このサイトでは、他にも英会話についての記事をたくさん書いていますので、よければ参考にしてみてください。