みなさんは英語を話す時に副詞を上手く使っていますか?英会話定型フレーズ集や英文法参考書の例文ではあまり出てこないので、初心者の方には意外と盲点になっている英語の副詞の便利な使い方を紹介します。
副詞が英会話で使えるようにようになるとすごく楽になりますし、ワンランク上手く英語を話すことが出来るようになると思います。使い方も簡単ですし、一種の英会話のテクニックと言ってもいいかもしれませんね。
【英会話】副詞の効果と使い方
英会話での副詞の効果
英会話のとき、この記事で紹介するような副詞を最初にポンと言ってワンクッションおくことで
- 自分がこれから言うことの整理や心の準備ができる。
- 相手は「どういう話がきそうか」大まかに予想・心の準備ができる。
- 英語でのコミュニケーションが円滑になり、自然な英会話の流れを作ることができる。
このような効果が期待できます。
英会話での副詞の使い方
副詞使い方ですが「最初にとりあえず言ってしまう」だけです。とても簡単ですが、その効果は絶大です。
Actually, を最初に置くことによって、いきなり I have to go now. と言うより話し手は落ち着いて話すことができますし、聞き手も「あ、何か言うんだ」と心の準備が出来ます。
ワンクッション副詞を入れることによって、より自然な会話の流れになるというか、会話が和らぎます。
また、副詞をFiller(英語のつなぎ言葉、時間稼ぎ言葉)として使うことが出来ます。しかも、umm… のような Filler と違って副詞には意味がありますので、自分の話す内容の方向づけが出来ます。
英会話で言うことに詰まった時、完全に沈黙することを避けるため、英語のつなぎ言葉であるFiller(umm…, let me see…, など)を使って時間を稼ぎつつ話す内容を考えます。そこで、もう一度話し始める時にこの記事で紹介する副詞をポンと言ってみるのがおすすめです。
こんな感じで時間を稼ぎつつ、自分の話すのを相手に待ってもらうこともできます。英会話では自分のターンに長く沈黙することだけは避けましょう。
英会話で使える便利な副詞一覧
英会話で使える便利な副詞を紹介します。まずはここに載っているものから、自分が英会話で言いそうなものをいくつか選んで使ってみましょう。最終的には全部覚えるのがおすすめです。
- certainly たしかに
- definitely たしかに(certainlyより強め)
- clearly 言うまでもなく
- honestly 正直なところ
- obviously 言うまでもなく
- personally 個人的には
- seriously 真面目な話
- technically 厳密にいえば
- truly 本当に
- actually 実際のところ
- apparently どうやら
- essentially 基本的に
- basically 基本的に
- normally いつもは
- usually 普段は
- possibly もしかしたら
- probably おそらく(possiblyよりも可能性が高い)
- ultimately 結局
- amazingly 驚いたことに
- incredibly 信じられないことに
- unbelievably 信じられないことに
- roughly ざっと言うと
- coincidentally 偶然にも
- ideally 理想をいえば
- luckily 運良く
- interestingly 面白いことに
- regrettably 残念なことに
- thankfully ありがたいことに
- unexpectedly 意外にも
- unwisely よく考えもせずに(やめとけばよかったのに~したというニュアンス)
最後に
今回は英会話で使える便利な副詞をたくさん紹介しましたが、意外と知っている英単語も多かったのではないでしょうか。「全部知っているけど、英会話ではあまり使ったことはないなぁ」という人も多いのでは?
副詞は英会話でも大活躍しますので積極的に使っていきましょう。たった1つの英単語ですが、これを会話の最初に言うことによってすごく心の準備が出来ると言いますか、落ち着いてその後に話す内容を整理したり出来て便利です。会話の流れも自然になりますので、是非練習してみて下さい。自分の話す英語がワンランク洗練された感じがすると思います。
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