今回は、学校では英文法の授業でさらっとひと通りやるけど、それ以外ではたまに出てくるくらいの単元なのに英会話では頻出の英文法、
- 否定疑問文
- 付加疑問文
- 感嘆文
の3つを紹介します。「あー、なんかやった記憶あるなぁ。でも時制・仮定法・不定詞とかに比べて全然勉強してない気がする」という感じの人も多いのではないでしょうか。中学・高校、塾・予備校などの英語の授業では使える時間数の関係などでどうしても手薄になりがちです。
これらの単元の理解があやふやな人はもちろんですが、分かるけど英会話では使ったことがないという人も、しっかり練習して自分でも使えるようにしたいところです。
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否定疑問文
- Don’t you think so?(そう思わない?)
- Didn’t you know that?(知らなかった?)
- Aren’t you hungry?(お腹すいてない?)
このような否定疑問文が英会話ではよく出てきます。日本語でもよく使いますよね。
否定疑問文は答え方(Yes, Noどっちを使うのか)にいつも迷ってしまうという人もたくさんいると思いますので、しっかりと練習しておきましょう。
否定疑問文はこのサイトでも解説記事を書いていますので、参考にしてください。
関連記事:否定疑問文とは?「Aren’t you tired? 意味(疲れてないんですか?)」の答え方・考え方を完全マスター!【英文法の苦手を克服】
付加疑問文
- You’re hungry, aren’t you?(お腹すいてるよね?)
- You like cats, don’t you?(ネコ好きだよね?)
相手に確認したり同意を求める時などに使います。「~ですよね?」「~だよね?」という意味になります。みなさんも中学の時に習いましたよね。
他にも”Close the door, will you?”といった、命令文の付加疑問文もよく出てきますよ。こちらは例文を1つ見たことがある程度の人も多いのではないでしょうか。
中学の英文法の復習はこちらの参考書がおすすめです。付加疑問文・感嘆文も載っています。
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感嘆文
学校の英語の授業では How/What を使った感嘆文の作り方をひと通り習って練習問題をいくつか解く程度だと思いますが、感嘆文も本当に英会話でよく使われます。海外ドラマや英語版アニメなんかでも頻出です。
“How cute you are!”のような完全な文の形を作る方法を主に勉強したと思いますが、英会話では以下の例のように、
- “How + 形容詞/副詞!”
- “What +(a/an)+(形容詞)+名詞!”
といった、主語・動詞を省略したタイプの感嘆文が特によく使われます。
How を使った感嘆文の例
- How cute!(かわいい!)
- How embarrassing!(恥ずかしい!)
- How interesting!(面白い!)
- How annoying.(うっとうしい)
What を使った感嘆文の例
- What a pain.(めんどくさい)
- What a day.(なんて日だ)
- What an idiot.(バカ)
- What a shame.(残念…)
- What a coincidence!(偶然!、奇遇!)
- What a beautiful flower!(なんてきれいな花!)
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最後に
この記事で紹介した3つの単元「否定疑問文・付加疑問文・感嘆文」は学校の英語の授業や高校・大学受験等でも出てこないということはないのですが、どうしても評論文などを扱うことが多いので目にする機会が少なくなります。
英会話ではかなり頻繁に使われるので、よく練習しておきましょう。