英語多読におすすめの英字新聞「 The Japan Times Alpha (旧ST)」紙名変更後1ヶ月読んだ感想・レビュー!より万人向けになりました

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英語多読初心者におすすめの週刊英字新聞・英語学習紙 「The Japan Times Alpha (旧ST) 」リニューアル後、1ヶ月が経ちましたので、私が読んだ感想・レビューを記事にしたいと思います。

今回の記事では「私が The Japan Times Alpha を5週分読んで、どう感じたか」を箇条書きメインで書いていこうと思います。(記事アップ後も気付いたことや、より詳しいレビューなどを追記していく予定です。)

果たして、ST 時代からどう変わったのでしょうか。The Japan Times Alpha も今までどおり英語学習者におすすめできる週刊英字新聞・英語学習紙なのでしょうか。

公式発表の正確な変更点などは、この前アップした「英語多読初心者におすすめの週刊英字新聞「 The Japan Times ST 」が「 Alpha 」に生まれ変わる!変更点は?」という記事で紹介しています。

2020年1月より、毎週『The Japan Times Alpha』を読んだ感想や英単語・イディオム・英会話フレーズなどをピックアップして紹介する記事をアップしています。こちらも参考にしてください

『The Japan Times Alpha』を読んだ感想&英語語彙・英会話フレーズ紹介記事シリーズ一覧

目次

The Japan Times Alpha (旧ST) を1ヶ月読んだ感想・レビュー

 

The Japan Times Alpha を読んで直感的に感じたこと

  • 紙面デザイン・レイアウトがかなりスッキリした
  • 記事のレベル分けやちょっとしたクイズが英語学習者にはありがたい
  • 英会話に役立つコンテンツが増えた
  • ビジネスシーンで役立つ記事(TOEIC対策記事含む)が増えた
  • ST の良いところはそのままで、より万人向け(学生・社会人問わずおすすめ)になった

ST時代よりも、英会話に役立つ記事とビジネス系の記事がかなり増えた印象ですね。

STも万人におすすめできましたが、どちらかと言うと社会人よりは学生向けという感じでした。Alpha は社会人の方によりおすすめできるものに仕上がっていると思います。

The Japan Times Alpha 良かった点

  • 英会話に使える実践的なダイアローグ記事が増えた
  • ビジネス系記事増のテコ入れにより、社会人に更におすすめできるようになった
  • 普通の英語教材ではあまり目にしない英語表現解説記事が増えた
  • 時事ニュースの解説記事がちゃんとあった
  • 購読者会員サイト「 Club Alpha 」が勉強に役立つ

The Japan Times Alpha はビジネス英会話の新連載記事が面白い

デイビッド・セイン氏による新連載「 Life as an Expat 」という、海外駐在をテーマにした連載記事があるのですが、これが何か面白い。

デイビッド・セイン氏の本は「こう言うとネイティブに誤解される!正しくはこう言いましょう」という感じのものが多く、この連載も基本的に同じコンセプトです。

毎回10往復程度の対話シーンが訳、解説付きで書かれています。英会話表現を集めたり、瞬間英作文の例文にぴったりです。

そしてこの連載、何が面白いのかというと、海外駐在している主人公が毎回英語で失敗して、ネイティブに誤解されるんですが、誤解されたまま会話が進み、そして誤解されたままネイティブにあしらわれて終わるんですよね(笑)。

さらに、その時の主人公の心の中のつぶやき「 Inner thoughts 」も挿入されています。

例えば、工場見学に行った時に、野菜の箱が2つひっくり返ってるのを見ていきなり

「君がやったの?」

と疑いをかけられ、主人公が

「 I didn’t knock over both of them. (両方は倒してないです)」

と答えたら(実際は1つも倒してない)、

「じゃあどっちをひっくり返したんですか?」

と詰め寄られたりしてます。そして、

「(心の声)何で俺のせいにするんだ?!」と主人公困惑。

最後は「そう、とにかく気をつけて」と軽く流されて終わり。

「こう言ったから誤解された、正しくはこう」というのは対話が終わったあとに解説されます。もちろん、今紹介した話は否定がテーマです。全部否定とか部分否定とかのアレです。

私もこの連載記事の最初の方の話では、

「え?このまま話進むの?かなり誤解されてるけど訂正しないの?君、約束時間前にちゃんと来てたのに他の人のミスでめっちゃ遅刻した人になっちゃってるよ?」

とか突っ込んでましたが、今は慣れてむしろ毎回どうなるのか楽しみにしています(笑)。

デイビッド・セイン氏の本はあまり好きじゃないという人もいるかと思いますが、この連載記事は結構おすすめですね。

私も「アメリカでは”My name is~. “や”How are you?”は死語」というようなことを書いてる本を見た時はたまげました笑 あれは明らかに英語コンプレックスがものすごい日本で売るための宣伝というか、インパクトを狙った内容じゃないかなと思いますね。さすがに本人は死語だとは思っていないはず、というか本当に本人が書いたものなのかすら疑わしいのですが……

The Japan Times Alpha イマイチな点

  • イワン先生の英文法解説などがちょっとボリュームダウンしてる?
  • レベル分けはTOEICスコアの他に中学・高校レベルなどの目安も書いた方が分かりやすいかも?

記事のレイアウトが洗練されてそう見えるのかもしれませんが、イワン先生の Grammar 講座のボリュームがちょっと減っている気がします。しかし、分かりやすい英語での英文法解説は ST 時代と同じでとても勉強になります。

The Japan Times Alpha (旧ST) は結局おすすめ?

ST から Alpha にリニューアルしましたが、今も以前と変わらず全ての英語学習者におすすめですね。

というよりむしろ、リニューアルしたことによって更にバランスの良いコンテンツラインナップになったので、より万人におすすめできるものに進化したと感じています。

購読者会員サイトの「 Club Alpha 」も勉強のペースメーカーや、リスニング練習や英会話・アウトプット練習の習慣付けとしてもかなり使えそうです。

現代の英語学習者のニーズに合った週刊英字新聞・英語学習紙になっていますね。

小冊子プレゼントキャンペーン(2018年4月23日~9月30日)

期間内の新規購読でもれなく、編集部オリジナル小冊子「2018年上半期 厳選 英語時事キーワード」がもらえます。 「忖度」「インスタ映え」「裁量労働制」といった、2017~2018年前半にかけてSTの紙面を賑わしたキーワードを取り上げ、英訳や用例とともに解説してある冊子のようです。

私もめっちゃ欲しいです…が、新規購読者ではないのでもらえません。。本屋で販売とかないかな?

最後に

今のところの個人的評価としては、The Japan Times Alpha にリニューアル後もやはり「英語学習教材として最高の英字新聞」ですね。

むしろ ST よりも更にパワーアップした感・より万人向けになった感がありますので、よりおすすめなものになりました。記事のジャンルの偏りがないのも嬉しいです。

ST と同じく、週刊ですので無理なく続けられますし、長く続けることが出来れば幅広いジャンルの知識、英語の語彙、表現が身につきます。また、英語をどんどんと読み進めていく感覚にも慣れてくるでしょう。

どうなるのか少し不安でしたが、本当に良い感じでリニューアルされたなと感じています。

是非、以前に書いた The Japan Times ST の紹介記事も読んでみてください。おすすめな理由などは、基本的には ST でも Alpha でも同じですので参考になると思います。

英字新聞 多読初心者にもおすすめ!週刊 The Japan Times ST ( Alpha )を購読して英語力アップ!なぜおすすめなのか徹底的に紹介!

大長編の記事ですが、この週刊英字新聞がいかに英語学習者におすすめなのかをつらつらと書きまくっています(笑)

もっと詳しい情報が知りたい方や無料サンプルを見てみたい方などは、こちらのThe Japan Times ST (Alpha)の紹介を読んでみて下さい。実際の紙面がどんな感じなのか実際に見ることが出来ます。(2019年3月より、The Japan Times Alpha は Fujisanマガジンサービスにオンライン上の取扱が委託されています)

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