英字新聞 初心者にもおすすめ『The Japan Times Alpha (ST)』を購読して英語力アップ!レベル・特徴など徹底的に紹介!【英語多読】

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みなさん、英語の多読などを目的に英字新聞や洋雑誌などの定期購読に手を出してみたはいいけど、

  • 1記事あたりの英文の量が多い
  • 内容が少し専門的で分からない記事が多い
  • そもそも分からない単語などが多すぎて読めない

などの理由ですぐに読まなくなっちゃった…という経験はありませんか?

私も昔、普通の英字新聞を購読してましたが、「やばい、昨日のあんまり読んでないのにまた新しいの来た…」となった記憶があります(笑)

もちろん英字新聞を隅から隅まで全部読む必要なんてないのですが、当時はなんか「全部読まないともったいない…」と感じてしまって、そう思うと余計に読む気が失せたんですよね。

そんな私も、もう長い間、英字新聞や雑誌などを読むのを続けています。

今回は、私自身もずっと購読していてすごくおすすめの、「The Japan Times Alpha (ST)」という週刊の英字新聞(英語学習紙)を紹介したいと思います。本当に良いですよこの英字新聞。

  1. おすすめポイント・ニュース記事の特徴などの紹介ページ(この記事)
  2. 学習系記事の紹介ページ
  3. 続けやすさの理由・リスニング音声やキャンペーン情報などの紹介ページ

以上の全3ページに分けて紹介します。おすすめ過ぎて、かなりボリュームのある大長編の記事になってしまいました。ブックマークでもしておいて何回かに分けて読むのもアリです。

2020年1月より、毎週『The Japan Times Alpha』を読んだ感想や英単語・イディオム・英会話フレーズなどをピックアップして紹介する記事をアップしています。こちらも参考にしてください。実際に色々なジャンルの記事が掲載されているのかがよく分かると思います。英単語については、大学受験レベルを超えたものが学べることを紹介するため、少し難し目のものをピックアップしています。

『The Japan Times Alpha』を読んだ感想&英語語彙・英会話フレーズ紹介記事シリーズ一覧

The Japan Times ST は2018年7月から「 The Japan Times Alpha 」と紙名が変更になりました。この記事では混乱しないように Alpha (ST)と表記します。

※ 紙名変更に伴って一部コンテンツに変更などがあります。この記事は ST の紹介記事ですが、根元の部分は同じですので参考にして頂いて大丈夫です。

ST と Alpha の違いなどについてはこちらの記事をどうぞ。「英語多読初心者におすすめの週刊英字新聞「 The Japan Times ST 」が「 Alpha 」に生まれ変わる!変更点は?

目次

週刊の英字新聞「The Japan Times Alpha (ST)」のおすすめポイント4つ

  • とにかく英文が読みやすい(語注の充実や1記事あたりの語数など)
  • 幅広いジャンルの記事があるので、色々な分野特有の語彙・英語表現を多く学べる
  • 英文法や英作文、英単語、TOEIC対策など、学習系の記事も充実している
  • 続けやすい

簡単に言うとこの4つです。ひとつずつ、詳しくみていきましょう。

英字新聞初心者でも読みやすいレベルの英語 高校生や大学生にもおすすめ

語彙レベルや表現などが多読、英単語の定着に丁度いい

英単語の注が絶妙なレベルの単語に入っているので、Duo3.0のような単語集を覚えたくらいの英単語力があれば読めます。単語集や単語リストなどで頑張って覚えた単語を実際の英文で定着させていくのに丁度いいですし、知らない単語も注によってどんどん覚えていける、というありがたいレベル設定です。

続けていけば、どんどん自分の英単語力がアップしていくと思います。

ただ、Duoや大学受験用の単語集を終えたくらいの単語力では、少し知らない単語に出会う頻度が高いかもしれません。しかし、語注がちゃんと助けてくれますので、安心して下さい。

関連記事:【英単語集】『Duo3.0』のレビューと使い方!9000語レベルまではこれ1択!おすすめの単語集です。

高校レベルの解釈が出来るくらいの英文法、英文解釈の力があれば読み進めることも難しくありません。記事によっては本当にスラスラと読んでいけますよ。今までに英文解釈の勉強をしたことがないという人は、1冊何か読んでおくと良いかもしれません。英字新聞にはそこまで複雑な英文は出てきませんが、英文解釈の勉強で身につけた読み方は必ず役に立ちます。

おすすめの英文解釈の参考書「ポレポレ英文読解プロセス50」についてはこちらの記事で紹介しています。

英文解釈のおすすめ参考書「ポレポレ英文読解プロセス50」西きょうじ著 最小の努力で最大の効果?読めない英語が減る!

ある程度英語を勉強した人にとっては読みやすいので、「読むのが大変だから後回しにしてしまう、そして読んでない英字新聞が封を切られずにどんどん溜まっていく…」なんてことにもなりにくいです。

これにより、まとまった量の英文を読むのに少しずつ慣れていくことが出来ます。

やはり、中学・高校や大学受験などで読む英文の量ってめちゃくちゃ少ないんですよね。中学と高校の教科書の英文を全て合わせても、日刊の英字新聞1日分くらいの量しかないです。

そんなチビチビと英文を読んでいた状態からいきなり、「ペーパーバックだ、英字新聞だ、専門書だ」と張り切って読んでみても、英文は難しいわ、知らない単語だらけだわ、英文の量はありえないくらい多いわで続かない人が多いです。

関連記事:日本人が洋書を読めない主な理由と、読めるようになるのに必要なこと

その点、The Japan Times Alpha (ST)は読みやすいですし、英文の量も適度(1部で約8000語)です。そこそこの量の英文をどんどん読んでいき、1部を読み切るという感覚に慣れる事ができると思います。

長く続けられる多読教材としておすすめです。

英字新聞初心者向けの簡単な英語記事だけでなく、本格的なニュース記事も

記事の横に「advance」と表記がある国内、国外ニュースのコーナーは他と比べると少し難しめ。「The Japan Times Alpha (ST)」なんて英語初心者向けでしょ?と甘く見ていた人も足をすくわれるかもしれません。英語初心者や大学生だけでなく、英語中級者以上の社会人などにもおすすめ出来る内容です。

ここでニュースなどでよく使われる表現に慣れておくと、将来本格的な英字新聞にもすんなり入っていけると思います。

英語のニュース記事全訳があるので、英字新聞初心者にやさしい

「難しいものも載ってるのか、自信がないな-」という人も安心、何故かと言うと、The Japan Times ST ( Alpha )の公式HPではなんと、いくつかの記事(1面記事含む19記事分くらい)には「記事の全訳」が掲載されているという…

さらに、紙の新聞でも、国内、国外それぞれ一番大きく取り上げているニュースについては、記事のすぐ横に全訳が載っています。(上級者は記事を選んで、日→英の英作文の練習をするのもありですね)

これ、もうどんだけ至れり尽くせりなのって感じじゃないですか??英単語の注じゃなくて全訳ですよ?(笑)このサイトでおすすめしている「基本セット」の次にやるのにまさに最適な教材です。

逆に、たぶん、ここで「ん?英語の勉強なのに日本語が目に入るなんてとんでもない!」と思った人もいますよね。

個人的には、日本語があることにより、学習効果が飛躍的にアップしていると考えています。今まで読めなかったもの、知らなかった単語などを新聞を見るだけでなくしていけるのは大きいです。

新聞を読むのに、辞書などで調べて…というのもストレスですし、続かないかもしれません。

さらに、自分が読めないもの、知らないものを無視してずっと続けていては、適当に誤読する能力だけが身についてしまうかもしれません。(これ本当に多いです)

自分の読んだものが合っているかどうか確認、修正していく勉強は必要だと思います。

ジャンルが幅広い&手軽に読める英文記事の長さが初心者向け

英字新聞

  • ワードパズルなど
  • 国内・国外ニュース
  • 経済・IT
  • 科学・健康(最新の研究の紹介など)
  • スポーツ・芸能(インタビュー記事もあり)
  • 見開きで美しいカラー写真を使った記事(センタースプレッド)
  • 毎週1つずつ世界の観光地を英語で紹介する(旅行好き必見)
  • 公開前の洋画の台本(結構長い)
  • エッセイや歴史
  • 英語で英文法を説明、語彙力強化のための記事
  • TOEIC講座や英作文講座
  • 日本人が間違えやすい英語の解説
  • その他(占い、心理テスト、書評、漫画、英語のジョーク、ちょっと変わったびっくりニュース)
  • 東京の面白スポットや、日本特有のことを英語で説明する記事

などなど…書ききれないですね(笑)話題が本当に幅広くて勉強になります。そして語彙や話が難しすぎない、専門用語には注もある。そして一つ一つの記事も短く、サクサク読める。

The Japan Times Alpha (ST)には、英字新聞The Japan Timesからピックアップした記事が、短すぎず長すぎないボリュームになって掲載されています。

英字新聞は普通の英語教材より幅広いジャンルの語彙、表現をバランスよく勉強できる

色々なジャンルの用語や言い回し、表現などを広く、仕入れることが出来る。これが相当でかいです。

例えば、普通の英語の基礎教材では「5打数1安打」「決選投票」「株式の時価総額」「一体感」「実証実験」「血液感染性の」とか、多分やらないですよね?

ちなみにそれぞれ、記事内ではこう表現していました。

  • 1-for-5(5打数1安打)
  • runoff election(決選投票)
  • sense of belonging(一体感)
  • market cap(株式の時価総額)
  • field experiment(実証実験)
  • blood-borne(血液感染性の)

もちろん、知っている単語から意味を推測したり、他の表現で表すこともできます。

しかし、100語程度の短い英字新聞の記事にすら出てくるような表現を、あらかじめ幅広いジャンルで知っておくことは有益だと思います。

自分の専門や興味があって調べたり読んだりしない限り、知らないと思います。

今回は分かりやすくするために単語や簡単な表現にしぼりましたが、もちろん、その分野のよくある動詞の使い方なども学ぶことができます。

The Japan Times Alpha (ST)はこういった「英語の基礎段階の勉強では、普通はあまり出会わないような語彙や表現」を効率よく、幅広く仕入れていくことが出来ます。

まさに、このサイトでおすすめしている「基本セット」の勉強が終わった次の段階で取り入れる英語の学習教材として最適の英字新聞ですね。

基本セットについては「【英語初心者必読】まず最初に勉強するべき必須の勉強3つ【必修基本セット】」で詳しく何をやるのか紹介していますので、参考にして下さい。

これを足がかりに、将来スムーズにもっと専門的な内容の記事にも入っていけると思います。

私もよくやるのですが、気になった話題があったらインターネットで調べて、さらに詳しく書かれた記事を探して読むというのもおすすめです。

こういう「自分が今までノーマークだった話題を手軽について知るきっかけ」としても使えますね。(こういったところも、私がまだこの英字新聞を購読している大きな理由のひとつです)

今までの最低限の英語の勉強ではやらなかった単語や表現を覚えて、自分の読めるものの幅をどんどん広げていきましょう。

適度な英文の量の英字新聞なので初心者でも挫折しにくい

日刊の英字新聞やTIMEなどの雑誌って、英語が小さい字でビッシリと書いてありますよね。あまり英文を読む習慣がない人にとっては、おそらくあれを見るだけでも読む気が失せるのではないでしょうか。

さらに、記事1つあたりの英文が長く、内容が専門的で難しい記事の場合、そのジャンルの素人の英語学習者にとっては読み切ることすら一苦労ですよね。

The Japan Times Alpha (ST)ではそういうことはほとんどないと思います。

The Japan Times Alpha (ST)の経済・ITや科学・医療の記事などは100語前後のものが多いです。単語の注ももちろんついていますので、本当にサクサク読み進めることができます。

「えー、100語じゃちょっと物足りないな」と思った人もいますよね?大丈夫です。もっと長めの、1ページや見開きを使った記事などもあるのでご安心下さい。

また、完全な洋雑誌と違って、海外の話ばかりじゃなく日本に関する記事もバランスよく載っているのが特徴です。日本在住であまり海外との接点がないと、海外のローカルニュースみたいなものにあまり興味が持てないという人もいると思います。

日本のニュースで自分の知っている話題なら、理解もスムーズ。日本の文化などを英語で紹介する記事もあります。

時事問題やニュースに興味がなかった英字新聞初心者・大学生にもおすすめ

「主要なニュースくらいは知っておかないとなーとは思うんだけど…」と思いつつ、特にニュースを見たり読んだりすることなくズルズル時間が経っていってる人、いませんか?

The Japan Times Alpha (ST)には1週間の主要なニュースがたくさん掲載されているので、普段ニュースなどを見ない、新聞を読まない人にもおすすめしたいですね。英語の勉強をしつつ、サッと国内外の主要なニュースや情報を頭に入れることが出来ます。まだニュースにあまり興味のない人も多い高校生や大学生などには特におすすめです。

また、月に2回のNewsweek日本版の編集顧問である国際ジャーナリストの沢田博さんの、日本語の時事問題解説も地味にありがたい記事です。

最近(2018年4月)の記事だと「高校生の銃規制を求める授業ボイコット」や「2011年のストリート街を占領せよ運動の説明」などが説明されていました。

※2018年6月で沢田博さんの時事問題解説コラムは終了しました。それにかわり、The Japan Times Alpha では同氏による、時事英語に出てくる英単語+時事解説のコーナーが出来ました。

特に高校生、大学生などのあまりニュースを見ない人が時事問題に興味を持ったり、知識として仕入れるのにも良いと思います。

もちろん、1ページの説明なのでそんなに難しい話も出てきません。

これまでに何度も書いていますが、さらっと色々な知識を無理なく頭に入れることが出来るのがThe Japan Times Alpha (ST)の良いところだと思います。

オンライン英会話の先生や、外国人の友達などとの話のネタ集めにも

日本特有のものや表現(例えば、「大人買い」など)を英語でどう説明するかを学べる連載も面白いですね。東京の面白スポットの紹介記事なんかもあります。

この英字新聞の記事で学んだことを、外国人の友達との会話や、オンライン英会話の先生などに実際に説明してみるとかなり勉強になると思います。

関連記事:オンライン英会話が英語のスピーキング上達におすすめ!瞬間英作文の効果を実感して、もっと英語が話せるようになろう

このような、普通の英語の教材を勉強していては触れることがあまりないジャンルの英語に幅広く触れる事ができます。

次のページでは、ニュース記事以外の、「学習者向けの記事」について紹介します。これが充実しているのも私が「The Japan Times Alpha」をおすすめしている大きな理由の1つです。

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