【英会話】自然な英語を流暢に話すコツ・注意したいポイント【Filler・発音など】

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今回は、自然な英語を流暢に話すちょっとしたコツや注意したいポイントを紹介します。

目次

英語の発音の基本を学習する

やはり完全なカタカナ発音の人の英語よりも、ちゃんとひと通り英語の発音(音の変化も含む)を学習&練習している人の英語の方が流暢に聞こえます。今まで英語の発音学習をやったことがない人はやってみましょう。ちょっとしたコツを掴むだけでだいぶ上手く聞こえるようになりますよ。

英語のネイティブスピーカー並の発音じゃないとダメということではありませんので注意して下さい。日本人が話す英語に日本語訛り(アクセント)があるのは普通です。

関連記事:【発音記号・フォニックス】英語の発音が上達するおすすめ定番教材を紹介!【英語の音の変化・リスニング】

文の途中の変なところで止まらない

英会話では瞬発力はたしかに大事なのですが、「とりあえず話し始めて途中の変なところで止まりながら英単語を繋いでいく」というブツ切りを繰り返す話し方は英語の流暢さの面から考えるとあまりよくありません。

例えば” I was late because the traffic was bad. “という英文を話す時、

「 I was あー…late … うーん… because the … traffic was えー… bad.」

みたいに話さないということです。こういう英語の話し方になっている人がかなり多いので注意しましょう。とはいえ、ひと息で全部言えなくてもいいんです。英文の自然なところで切るように意識しましょう。上の英文だと

” I was late (ひと呼吸)because the traffic was bad. ”

こう言うのは全く問題ありません。これは次に紹介する「Filler」というものを上手く使うことなどを意識して練習すれば絶対に出来るようになると思います。

英語の時間稼ぎフレーズ「Filler」を上手く使っている

英語の時間稼ぎフレーズ(つなぎ言葉)「Filler」というものがあります。英会話やスピーキング試験などで言うことがすぐ思い浮かばなかったり少し内容を考えたい時などに、完全に沈黙してしまわないように「間を埋める時間稼ぎ」として使ったりすることができる言葉です。この「Filler」を上手く使うとかなり英語が自然な感じになるので、流暢な英語を話しているように聞こえます。

日本語でもありますよね、「えーっと、次はテキスト3ページを開いて下さい。」のような感じで使う「えーっと」「えー」みたいな言葉のことです。こういった言葉がもちろん英語にもたくさんあります。

「Filler」主な英語の時間稼ぎフレーズ

  • umm…
  • ah…
  • well…
  • so…
  • sort of
  • I mean
  • you know…
  • let’s see…
  • actually
  • basically

などなど…

みなさんも見聞きしたことがあるのではないでしょうか。この英語の時間稼ぎフレーズを上手く使うと、その間に自分の言いたいことをどういう風に言おうかと考えたり、英語を話す前に心の準備を整える(落ち着かせる)効果なども期待できます。

英語のスピーキングを勉強し始めたばかりの人や、英会話初心者の人にとっては、こういうフレーズは知らなかったり、知っていても慣れていないので何だか違和感があって照れくさい・恥ずかしいという理由であまり使わなかったりします。英会話でちょっと時間を稼ぎたい・間を埋めたい場合は、日本語で「えっと…」「何だったかな…」みたいなフレーズを挟むよりも、上のような英語の「Filler」を使う方が絶対におすすめです。

最初は気に入った3つくらいで良いので、英語の時間稼ぎフレーズは会話にどんどん使っていくようにしましょう。英語の時間稼ぎフレーズを上手く使えると、使う必要のない不適切なスラングを無理に使ったりすることよりもよっぽど英語が出来る人に見えます。

関連記事:英語の Filler のおすすめ練習方法 自然な英語を流暢に話せるようになるために【英会話】

また、Fillerとしても使える英語の副詞をたくさん覚えておくと便利です。簡単なのに効果は絶大です。

関連記事:英会話初心者が覚えるべき便利な副詞の使い方と意味

Filler や英会話で使えるスキルを学ぶのは、下のリンクの日向清人 氏の本がおすすめですね。こういうことをしっかりと解説している本は少ないので貴重です。

英語を流暢に話したい人によくある勘違い・注意してほしい点

無理に早口でしゃべる

英語をペラペラと話す感じを出したくて無理に早口でしゃべったりする人が結構いますが、早口=流暢ではありませんので注意して下さい。あと、ボソボソと平坦な感じでしゃべるのも逆効果です。自分が無理なく出来る速さではっきりと発音して下さい。

一方的に英語を喋り続ける

試験などのスピーチの場合は別として、普通の英会話の場面で一方的にひたすら喋り続けるのはNGです。たくさん喋りたい気持ちも分かりますが、あくまで会話なので相手との会話のキャッチボールを意識して下さい。ターン制です。

不必要なスラングを使う

しゃべってる英語が発音や使用している語彙、文法・表現がめちゃくちゃぎこちないのに、ネットか本か何かで仕入れたバリバリのスラングをいきなり使ってしまう人もたまにいます。しかも場に不適切だったり、そもそも使う必要が全くないスラングだったりすることが殆どなので、個人的には絶対にやめた方がいいと思いますね。

関連記事:英語のスラングを覚えることは必要 or 不要?勉強する場合におすすめの本は?

最後に

この記事で紹介したこと以外にもコツやポイントはたくさんありますが、まずは「発音を練習する・区切りを意識する・Fillerを覚えて使う」の3つを実践されてはどうでしょうか。きっと今よりも流暢な英語が話せるようになるはずです。

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