日本人はなぜかネイティブ並みの発音じゃないと、他人がしゃべる英語を認めない傾向があると思うのですが、どうでしょうか。今回は「日本語訛りがある英語を話すのはダメなのか」ということについて私の考えを紹介します。
日本人は他人の英語を評価するのが好き&厳しい
日本人ってなぜか他人の喋る英語を評価するのが大好きですよね。英語のネイティブスピーカーにも一発で通じるレベルというか、実際に通じてる英語の発音であっても、少しでも日本語訛りがあれば「日本語英語だ」「ジャパニーズイングリッシュ」「カタカナ英語」と一刀両断することすらありますよね。日本人が同席している時に英語を話すのが嫌だという人も多いのではないでしょうか笑
そりゃ、ネイティブ並みに英語の発音が上手いのが理想ですし、それを目指して毎日発音の練習をすることは悪いことではありません(私もいまだに毎日練習していますし)。
母語の影響が英語の発音に出てくるのは当たり前
しかし、私達は日本人なのですから、多少なりとも母語である日本語の訛りがあるのは当たり前です。日本語訛りの英語をしゃべって全く問題ありませんよ。
インド人の人にも特徴的な訛りがありますし、他にもフランス人やロシア人、シンガポール人などの英語もアクセントが特徴的と言われます。しかし、訛りがあっても堂々と、ペラペラと英語を話します。そして多くの人がほぼ問題なくネイティブと意思疎通ができています。英語のネイティブスピーカーの英語のリスニング力を侮ってはいけません笑
関連記事:インド訛りの英語が聞き取れない!インド英語の特徴に慣れるためにおすすめの勉強法【英会話・リスニング】
全ての発音が完全に「子音+母音」のセットになっていて、アクセントもイントネーションも平坦で…のような相当ひどいカタカナ英語でない限り通じます。多少発音が怪しくてもアクセントやイントネーションがしっかりしていればかなり通じます。
つまり、最低限の発音の練習をしておけばネイティブ並みの英語の発音でなくとも問題なく通じますし、日本語訛りなんてお構いなしにもっと自信を持って英語を話してみるといいと思います。ちゃんと通じているということを経験すればどんどん自信がついてくるでしょう。
一発で通じるレベルの発音からさらに上を目指して練習することよりも、自分の言いたい内容をちゃんとした自然な英文としてアウトプット出来るようにする方が優先順位は高いです。
最後に 他人の目や評価はあまり気にしすぎない方がいい
一言で言うと、みなさん他の人の評価を気にしすぎなんですよね。必要以上にごちゃごちゃ言ってくる人は絶対いるんで、もし万が一「君の英語は訛りがあるね」みたいなことを言われた場合は適当に返しておいて、あまり気にしないようにしましょう笑
もちろん、「発音の練習なんてしなくていいよ」ということではないので誤解されないよう気をつけてください。私はむしろ「発音はしっかり練習しよう派」ですので……
英語の発音は練習すれば絶対に上手くなりますので、地道に頑張りましょう。