「英語が通じない」 ショックを受ける前にここを確認&修正!【英会話の失敗 自分に問題あり編】

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「間違ってはいないはずなのに、なぜか自分の英語が相手に伝わらない…」

「この流れ、この前覚えたあの表現が使える!」と自信満々に覚えたてのフレーズを口から発したのはいいものの、相手が「は?」という顔をしていて焦った。

「自分の英語が通じなくてショック…」

なんて経験はありませんか。そんな時でも、ちょっといくつかの点に気をつけて言い直すだけで通じるかもしれません。

目次

英語が通じない時の対処法【英会話】

一人で座る男

英語が通じない時は、まず落ち着く

自分の英語が通じないとショックですよね。その時、「やばい、通じなかった!」と焦ったり、恥ずかしさで沈黙してしまったり、それ以降完全に萎縮してしまってモゴモゴと英語を話してしまったりしないようにしましょう。これはまず間違いなく逆効果です。

日本語の会話でも相手に通じない時はありますよね?まずは落ち着きましょう。

英語を自然な速さではっきりと発音しているか

ある程度英語が出来るようになると、「結構自分しゃべれる!」と自信がつきます。その結果、英語をペラペラと喋りたい気持ちが先走ってしまい、無駄に早口になってしまったりしていることがあります。

ゆっくり、はっきりと話せば「一度で通じるレベル」の発音・アクセントだったとしても、話すスピードを上げることにより、そのクオリティが落ちてしまう可能性は高くなります。

特に、英会話初心者の方が「ちょっとネイティブっぽく言ってみるか?!」と思って、海外ドラマや洋画のように渋く小さめの早口でゴニョゴニョッと言ったりすると危ないですね。

こういう時、相手に少し眉をひそめて「ん?」みたいな顔されるとめちゃくちゃ恥ずかしいです。更に小声になってしまったり、ゴニョゴニョと喋ってしまったりしてしまい、何度言い直しても理解されない。そして「自分の英語は通じないんだ」とショックを受ける結果になってしまいます…。

無理に背伸びせず、今の自分の出来る限り正しい発音ではっきりと英語を話しましょう。意外とこれに気をつけるだけで上手くいくことも多いので頭に入れておいて下さい。

英語の発音・アクセントは正しいか

よどみなく英文を発することだけに気を取られていると、発音やアクセントが適当になってしまうかもしれません。その場合は、発音やアクセントに気をつけて言い直してみて下さい。落ち着いてはっきりと言い直しても相手が理解できない場合は、あなたの英語の発音自体が間違っている可能性があります。

もろにカタカナ英語ではさすがに通じないことが多いですので、最低限の英語の発音練習は必要かと思います。その上で、普段から英語音声を真似して音読することで少しずつ上達していくはずです。

また、発音記号や音の変化には気を使っていても、アクセントには無頓着という人が結構多いです。アクセントの位置が全然違うと通じない可能性が高くなってしまいますので気をつけて下さい。

英語を勉強する人がまず目指すべき「聞き返されずに通じる発音」は上記に気をつけて普段から練習すれば少しずつ身につくと思います。

発音矯正が出来る先生に定期的に教えてもらえるとより良いですね。

ここでひとつ注意してほしいのは、

「通じる発音」というのは、英語のネイティブスピーカー並の発音のことではありません。

ここで、同時通訳の神様と言われた國弘正雄氏の発音についての発言を引用させていただきます。

「私の英語の発音が日本人のものであることは、本人が充分自覚しておるからです。」

「お前の発音は日本人のものだと言われても、痛くもかゆくもありませんが、仮にお前の英語には冠詞や前置詞の間違いが山ほどあると指摘されたら、それは私にとって屈辱以外の何物でもありません。」

引用元:國弘正雄「国弘流英語の話しかた」

同時通訳の神様とまで言われた国弘先生でもこう考えていらっしゃるのに、普通の学習者である私たちが英語のネイティブスピーカーレベルの発音であることにこだわる必要はないんじゃないかなと思います。

英語のネイティブスピーカーと間違われるレベルの発音じゃなくてもちゃんと通じますしね。

発音についても、英語のネイティブスピーカー至上主義の方もいらっしゃるかと思いますが、私も国弘先生と同じような考えかなと思います。(国弘先生とは違って、私の英語には冠詞や前置詞の間違いはまだまだありそうですが…笑)

もちろん向上心を持って発音のトレーニングはしていますが、「ネイティブスピーカー並の発音でないといけない」「ネイティブ並の発音でないと通じない」とは思いません。

初心者はまず「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」などの発音の本を1冊しっかりとこなした上で、普段から向上心を持って英語音声の真似をして発音を練習しましょう。

関連記事:『英語の発音が正しくなる本』フォニックスも発音記号の読み方も学べるおすすめ発音参考書を徹底レビュー!

また、L, R の子音の違いや、音の変化などについては甲南大学の伊庭緑先生が「英語発音入門」というサイトで分かりやすく教えてくれるので、かなりおすすめです。PCから無料で利用できますので、ぜひひと通り学習してみて下さい。(FlashPlayerのサポートが終了したので利用出来なくなりました。残念…)

英語の音の変化についてもう少し詳しく勉強したい場合は、以下の記事を参考にして下さい。

「ボトムアップ式 英語映画のリスニング」英語の音変化を勉強するならこれ!洋画・海外ドラマの英会話聞き取りへの橋渡しにおすすめ!

英文法・英語表現が間違っている可能性もある

もちろん、文法や表現の選択がそもそも間違っていたりすると、発音などが正しくても相手には理解されないでしょう。

この場合は、「 well… I mean… 」などと言って時間を少し稼ぎ、自分が確実に言える表現や内容に変えてしまうのがいいでしょう。

会話の後で「自分が言えなかったこと、間違っていたこと」は調べて正しく言えるようにしましょう。英会話は「インプット→実際に使ってみる→言えなかったこと・間違ったことを修正、練習」のくり返しで少しずつ上達していきます。

さらに、文法が間違っていて通じないというケースは、「文法がめちゃくちゃ間違ってる」可能性が高いです。名詞の単数複数や冠詞、3単元のs, es などは多少間違えても、相手が察して理解してくれることも多いので。相手が意味を察せないくらい文法を間違ってしまうレベルの人は、集中的に勉強して英文法の基礎は使えるようになっておきましょう。

基本的な英文法にまだ自信がない人は、瞬間英作文などのトレーニングをしておくのをおすすめします。

瞬間英作文、おすすめ教材などについては「カテゴリ:英会話 スピーキング 瞬間英作文 英作文の記事一覧」からどうぞ。

1冊目の瞬間英作文におすすめの「毎日の英文法」という教材について「瞬間英作文 「毎日の英文法」効果抜群のおすすめ教材・英会話例文集の特徴・使い方!」こちらの記事で詳しく紹介しています。

最後に

実際の英会話の場で自分の英語が通じない時はかなりショックですし、焦ると思いますが、本当にあなたの言った英語がダメだったとは限りません。落ち着いてはっきりと言い直すだけで解決出来ることも多いので、一度「?」という顔をされただけでひるまないようにしましょう。

また、英語の発音や英文法については向上心を持ち普段から練習して「相手から聞き返されないレベル」をまずは目指しましょう。

英会話や瞬間英作文、おすすめ教材などについては「カテゴリ:英会話 スピーキング 瞬間英作文 英作文の記事一覧」からどうぞ。

関連記事:オンライン英会話が英語のスピーキング上達におすすめ!瞬間英作文の効果を実感して、もっと英語が話せるようになろう

次の記事では、「相手側の問題で自分の英語が通じない」というケースについて紹介します。

次の記事:英会話での失敗 相手に自分の英語が通じない!「?」という顔をされた時は、まずここを修正!【相手に問題あり編】

 

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