Simple English Wikipediaでやさしい英語を多読しよう

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みなさんはWikipediaというサイトを知っていますよね。日本語だけでなく、英語を含む様々な言語のバージョンがありますが、それの簡単英語版があるのを知っていますか?今回はそのサイトを紹介します。

英語多読の教材として使えますので、100万語達成などを目標にされている人はぜひ活用してみてください。

目次

Simple English Wikipediaとは

他の記事でもチラッと触れたことがありますが、Simple English Wikipediaというサイトです。

このSimple English Wikipediaは、学生や子供、学習障害にある成人など、通常とは違うニーズを持った人々、または英語を学習中の人向けの百科事典たることを主な目的としています。まさに私達のような英語学習者にうってつけのサイトです。

ぱっと見るだけでも「あ、簡単な英語で書かれているな」感じると思います。

Simple English Wikipediaで使われている語彙レベル

簡単な英語と言うけど、具体的にどれくらいのレベルの語彙が使われているの?と思う人もいるかもしれませんね。

Simple English Wikipediaで使われている語彙は基本的に「ベーシック英語の基本850語」と「Special Englishの1500語」です。

日本の英語教育でいうところの高校基礎レベルくらいの感覚でしょうか。中高生でも十分に読めるレベルです。

Special Englishの1500語のリストはこちらのVOAのサイトからPDFでダウンロードできます。

Simple English Wikipediaの内容と文章レベル

Simple English Wikipediaの各記事は、基本的には通常のウィキペディアの記事より短い文で書かれていて、文章全体のボリュームも少なくなっています。記事で取り扱っているテーマについて基礎的な解説が簡潔書いてあることが多いですね。

自分の知りたいことが日本語のWikipediaで書かれておらず、英語の記事しか存在しかない。そして英語版の記事は文章が難しくして読めない上に圧倒的なボリュームがあり、読むのを諦めた。という経験をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか。

そんな時は、Simple English Wikipediaの方に記事がないか調べてみるのがおすすめです。情報量はかなり減ってしまうと思いますが、自分でも読めるレベルの記事があるかもしれません。

このように、Simple English Wikipediaはどの記事も英語学習者にとってかなり読みやすくなっています。高校基礎レベルの英語力でも十分に楽しめるはずです。人によっては下の記事で紹介した中学レベルの英語の多読段階でもう読めると思います。

とはいっても、中には大ボリュームの記事もたくさんあります。例えばこちらのオリンピックについての記事なんかは英語多読初心者の人にとってはかなり読み応えがあるんじゃないでしょうか。

ただ、文章のボリュームはありますが、使われている語彙や表現はやさしいので決して読めないわけではないと思います。大量の英語に慣れるという重要な訓練にぴったりです。英語多読は自分の読解力はもちろんですが、英文の読解スピードのアップ、リスニング力アップにも繋がります。

最後に

英語学習と多読は切っても切れない関係があります。多読は英語の上達にはほぼ必須と言ってもいいかもしれません。多読と言っても英語のネイティブスピーカー向けの難しいものじゃないと意味がないというわけではなく、むしろこの記事で紹介したような簡単な英語にたくさん触れるということが大切です。

絵本や児童書、各出版社が出している英語学習者向けの語彙制限本ももちろんおすすめなのですが、どうしても数に限りがあります。英語をひたすら貪るように読み漁って英語の読書量を稼ぐためにも、今回紹介したSimple English Wikipediaなどを活用するのがおすすめです。

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