【VOA Learning English】シャドーイングのやり方とおすすめ教材【英語リスニング・スピーキング】

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今回は、私のおすすめのシャドーイング教材とやり方を紹介します。

みなさん、英語学習にシャドーイングを取り入れていますか?シャドーイングは英語のリスニング力アップはもちろん、自分の英語力をバランス良くアップさせるのにとても効率の良いトレーニング方法なので、やったことないという人はぜひ取り入れてみてください。

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目次

VOAのシャドーイングで英語のリスニング力・スピーキング力アップ!

シャドーイングはリスニングやスピーキングはもちろん、文法・発音等色々な英語力が総合的にアップさせることが出来る効率の良いトレーニング方法です。

シャドーイングは簡単に言うと、輪唱の『かえるのうた』のように「聴こえた英語音声を少し遅れてそのまま声に出してついていく」トレーニング方法です。通訳訓練などでも有名ですね。ただ英文を音読するだけの勉強よりも難しいですが、挑戦してみましょう。

この記事でシャドーイング用の教材として使うことをおすすめするのは「VOA Learning English」という、アメリカ国営ラジオ局「Voice of America」が英語学習者向けに作っているサイトです。ニュースや英語の発音、英文法や英会話などを学ぶことが出来ます。

VOA Learning Englishの特徴は、

  • ゆっくりなスピードの英語
  • 制限された語彙
  • スクリプト付き

こんな感じで英語学習者がシャドーイングに取り組むのに最適なものが用意されています。もちろん英文や音声の質に間違いはありません。無料で利用できるのもありがたいですね。

VOA Learning English シャドーイングのやり方

まずは「VOA Learning Englishのサイト」へ行き、「READ, LISTEN & LEARN」から好きな記事を選びましょう。

  1. 英語音声を再生し、一度通して聞いてみる
  2. 英文のスクリプトを見ながら聴き、分からない英単語・文法などを調べて英文の意味が分かるようにする
  3. 聴けてなかった部分をスクリプトを確認しながら繰り返し聴き、音声と一緒に音読しながら潰していく
  4. 全部通して聴いて、スクリプトと同じようにリスニング出来ていることを確認する
  5. シャドーイング開始(音声に少し遅れて、聴こえた英語を声に出す)
  6. 詰まったり、ついていけなかったりしたら止めて、そこの部分を何度も繰り返し練習する
  7. 最後までいったら、最初から通してシャドーイングしてみる
  8. スクリプトを見ながらシャドーイングしてみて、自分が聴いて認識している英文と本当にズレがないか最終確認
  9. 何回か通してシャドーイングしてみて、特に負担を感じずに正確についていけるようになれば終了
慣れるまではいきなり2の「スクリプトを見ながら聴く」から始めて構いませんし、慣れてきたら8は省略出来るようになってくると思います。

シャドーイングをする時の注意点

英語の発音にはこだわり過ぎない

これは英語のネイティブスピーカーの音声と全く同じ発音でなくて良いということです。ですが、可能な範囲で音声を真似はしてください。

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スクリプト(原稿)と完全に同じように聞けているかどうかにはこだわる

三単現のsや冠詞・前置詞などを抜かしてしまったりしないようにして下さい。つまり、ディクテーション(聴いたことをそのまま書き取る)しようと思ったら正確に出来る状態で聞けているかどうかが大切です。(ただ、固有名詞の綴りはそこまで気にしなくていいです)これは、英語の音変化で消えているような部分もしっかり意識して取り組むということです。それには基礎的な文法力も必要になってきます。

最初はめちゃくちゃ大変だと思いますが、「聴く→スクリプト確認」の繰り返しでしっかりと自分が認識したものとスクリプトが同じ英文かどうか確認するようにして下さい。

また、英語を話す方も音声に完璧についていけてる状態が理想ですが、多少遅れて焦って早口になったりしてもOKにするなど、自分のレベルに合わせて柔軟に目標を設定して下さい。

シャドーイングした英文を覚える必要はない

何度も何度も練習するので最終的には英文の大部分を覚えてしまった、ということも多いと思います。しかし、完全に英文を覚えようとする必要は全くありません(やる気があるなら覚えてしまっても良いですが)し、覚えた部分を忘れてしまっても問題ありません。一度しっかりとシャドーイングをしたことで、確実に自分の経験値になっていますので安心して下さい。

英語音声のスピードがゆっくりだと思って甘く見ない

VOA Learning English は英語音声がゆっくりなので、「こんなゆっくりな英語なんて…」とナメている人もたまにいますが、決して甘く見ないようにして下さい。そういう人ほどちゃんとシャドーイング出来ていないことも多いです。

シャドーイングは英語音声を聴きながら自分でも英語を口に出していくので、自分の声が英語音声のリスニングを邪魔します。聴く・話すを同時にやることと、英語音声に自分の声の妨害が入るようなものなので、ゆっくりでも最初はかなり難しく感じるはずです。

英語学習歴が長い中級者以上の人でも、意外とちゃんと聴けなかったりするので注意して下さい。特に「聴いて問題なく意味が分かるだけの状態」と「完璧にシャドーイング出来ている状態」が必ずしもイコールではないことを頭に入れておいて下さい。先ほど書いたように、冠詞や前置詞なども完璧に意識してシャドーイングして下さい。

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最初は短い英文(10分未満)のシャドーイングからでOK

VOAはポッドキャストで30分まとめて聴けたりします。私は集中的にシャドーイングをたくさん練習していた頃はこれをシャドーイングすることも日課にしていました。

しかし、30分のシャドーイングを完璧にするのは慣れないと結構大変ですし、かなり時間もかかると思います。嫌になってやめてしまってはいけないので、最初は10分未満のニュースでやることをおすすめします。そのうちVOAのシャドーイングをすることが楽になってきますので、そのレベルに達したら30分ニュースでやると良いでしょう。

まずは短い英文ニュースでいいので、毎日コツコツと継続することを目指して下さい。英語学習に限りませんが、継続は力なりです。本当に。

最後に

シャドーイングは慣れるまでは少し大変ですが間違いなく効果のあるトレーニング方法なので、継続して続ければ驚くほど自分の英語力がアップしていることに気づくと思います。

今回紹介したVOA Learning English 以外にも、普段自分が使っている英語教材などでも出来ますので色々試してみてください。

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