英語圏への大学などに留学を考えている人、もう行くことが決まった人に向けて、「英語の面で、留学へ行く前に最低限準備をしておきたいこと」を紹介します。留学の効果は事前準備によってかなり差が出てくると個人的に思っています。
大量の英文を読むことに耐性をつける
これは、難しい英語の本でもラクラク読めるようになりましょうということではなく（読めるようにしておくに越したことはないですが）、「大量の英文を前にしても動じないように英語をたくさん読むことへの耐性をつけておきましょう」ということです。
例えば英語の本を読み慣れていない人だと、上記のようなやさしい英語で書かれた Graded Readers（語彙制限本）でも、見開きページ一面に広がる英文が目に入ってくると「うっ…」と怯んでしまうといいますか、それを何ページもとなると読む気が失せてしまうということもあるのではないでしょうか。
留学先では課題などで本当にたくさんの英語の本を読むことになると思います。ペーパーバック1冊読むのに挫折したりヒーヒー言いながら何とか読み切るような状態では留学先でかなり苦労すると思いますので、心当たりのある人は克服しておきましょう。
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英語を話すことへの抵抗をなくす
「英語はとりあえず留学先に行けば何とかなるでしょ」と思っている人も多いかと思いますが、英語に話すのに慣れてくる頃には留学期間が後半に…なんてことになったらすごくもったいないです。
豊富な語彙・会話表現を駆使して上手く英語を話せるようになっておく必要はありませんが、下手でもいいので最低限のことは出来るように土台は作っていく…という感じに準備しておくのがおすすめです。
中学英語を自在に使えるようにする(瞬間英作文)
まずは中学で習うような英文法項目を自由に扱えるように練習しましょう。本当に簡単な英文で良いので、頭で言おうと思ったことがパッと英語で出てくるようになると一気に英会話が楽しくなりますよ。楽しくなればもっと英語が喋りたくなる→もっと上手くなるの好循環が期待できます。
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最低限の英会話の定型フレーズとFillerの習得
英文法を使えるようにするトレーニングと同時に「覚えておくべき英会話定型フレーズ」や、英会話の時に使える英語の時間稼ぎフレーズ（つなぎ言葉）「Filler」を覚えましょう。これを習得すると、あまり沈黙せず自然に会話することが出来ます。
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オンライン英会話で実践
「英語を話すことへの抵抗」はなくなるように準備しておきましょう。恥ずかしがったり、「これで合ってるかな…」と常に自信なさそうに話すのはあまり良くありません。
瞬間英作文トレーニングで身につけたことや、覚えた英会話フレーズ&Fillerなどはオンライン英会話で実際に使いまくって自信をつけておきましょう。特に「Filler」については最初は意識して使う練習をしないとスムーズに出てこないと思います。
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最低限の英語の発音や音の変化のルールを身につける
めちゃくちゃ英語の発音が上手くなる必要はありませんが、日本にいる間に出来る最低限のトレーニングはしていきましょう。
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最後に
他にも、出来るだけたくさん英単語や英会話フレーズを覚えるなど色々やっておきたいことはありますが、最低限この記事で紹介したものだけはやってから留学へ臨んで下さい。準備をすればするほど実力がつき、自信に繋がります。留学先で上手くスタートを切れるようにしっかりと準備しましょう。
もうちょっと念入りな留学準備はこちらの記事で紹介しています。