英語版の漫画で英語学習!おすすめの作品は?英会話表現・イディオム・句動詞を学ぶ【英語多読】

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みなさんは英語で漫画を読んだりしますか?漫画を英語で読むことはかなり英会話の勉強になるので英語多読の一環としておすすめします。

日本語が短期間で喋れるようになった外国人の人にどうやって日本語会話を勉強したかを聞くと「日本のマンガ・アニメで覚えた」と返ってくることがとても多いですね。

今回は、英語版の漫画を読むメリット・デメリット、おすすめの作品を紹介します。

関連記事:英語版アニメでリスニング学習!日本語版との違いは?注意点は?【英語字幕・英語音声】

目次

英語版の漫画を読むメリット

  • 英会話表現・句動詞の宝庫
  • 英単語が比較的やさしい
  • 場面・ストーリーを追うのが簡単

英語版の漫画を読む主なメリットはこの3点です。気軽に読めるので英語学習の息抜きにもなりますね。

漫画は英会話表現・句動詞の宝庫

漫画では英会話表現にたくさん触れることが出来ます。漫画の英語は人物同士の会話(話し言葉)がメインなので、小説のように地の文や、書き言葉で使われる難しい単語は比較的少なくなります。

その代わりに、英会話の定型フレーズや英語の句動詞がたくさん出てきます。漫画や映画・海外ドラマなどの会話では、英語の句動詞がとてもよく使われます。やはり自然な英語を話すには句動詞が必須になりますし、ネイティブの会話には句動詞がバンバン出てくるので句動詞を知らないと何を言っているのか分からないということも多いでしょう。

また、普通の英語教材ではあまり触れることがない英会話での「崩された英語」にもたくさん慣れることが出来ます。実際の会話では主語+be動詞などが省かれたり、英文の一部分だけ言ったりということはよくあります。

小説より使われる英単語が比較的やさしい

小説は地の文での情景描写などで難しい英単語が使われたりすることも多いですが、漫画は会話(話し言葉)メインなので(作品の世界の専門用語などは別として)小説よりも使われる語彙がやさしいです。

小難しい言い回しをするキャラがメインの作品は少し語彙も難しくなります。

絵があるのでストーリーを追うのが簡単

漫画には絵がありますので、状況の理解やストーリーを追っていくのは小説よりもかなり楽です。もともと話を知っている作品だとさらに理解度も上がります。

使われている会話表現の意味・ニュアンスや、どんな場面で使用するのかなどもつかみやすいでしょう。

英語版の漫画を使って英語の勉強をするデメリット・注意点

いくつかデメリット・注意点もあります。主に以下の3点です。

  • 英語版の漫画は高い
  • 読める英語の量(語数)が少ない
  • 句動詞がたくさん出てくる

ひとつずつみていきましょう。

英語版の漫画は高い

日本語版の漫画も昔に比べどんどん高くなっていますが、英語版はさらに高いです。200ページない漫画本が1冊1000円超えは当たり前です。Kindle版だと多少安くなってたりします。私は出来るだけ漫画はKindle版で買っています。

漫画は読める英語量(語数)が少ない

当たり前ですが、漫画なので小説に比べると同じページ数で出てくる英語の量(語数)が全然違います。その分読みやすいですが、コスパは悪いです。

1冊すぐ読み終わりますので、どんどん冊数を稼いでいきましょう。

シュール系の漫画でセリフが少ないものを選ぶと本当にスカスカです。

英語の句動詞がたくさん出てくる

これはメリットにも挙げましたが……

句動詞を覚えていないと「英単語は簡単なのに意味が分からない」ということを頻繁に経験することになります。ある程度の量の句動詞を覚えるまではかなりストレスになると思います。

漫画では英会話の定型フレーズももちろんたくさん出てきます。

関連記事:英語の句動詞(Phrasal Verb)のおすすめ本で自然な英語を話せるようになろう【前置詞・副詞イメージ】

おすすめの英語版の漫画は「日常系(slice of life)」作品

私が英語版の漫画でおすすめするのは「日常系 (slice of life)」の作品です。

バトルものやSF・ファンタジー作品は私たちが普段出会わないような場面や使わないフレーズ(汚い言葉含む)・作中の専門用語もたくさん出てきますので、英語&漫画を読み慣れるまでは日常系の作品を読むのをおすすめします。「普段使う英語」に慣れることが出来ます。

また、シュールなギャグが売りの作品は英訳される時にギャグ部分のセリフがバッサリとカットされてたり、大幅に変更されて原作とニュアンスが全然違うものになっていたりするので注意が必要です。

『ゆるキャン△(Laid-Back Camp)』あfろ 英語版

例えば、漫画だけでなくアニメや実写ドラマも人気の『ゆるキャン△』なんかはおすすめですね。この作品は会話の他にキャラの独り言なんかも多いですし、道具の使い方や料理の手順や観光案内的な内容も書かれているので色々な表現に触れることが出来ると思います。Kindle版も出ているのもポイントが高いです。

『ドラえもん(Doraemon)』英語版

国民的アニメ『ドラえもん』の英語版の漫画もおすすめです。こちらはKindle版はありません。コマ枠の外に日本語のセリフも書いているので、正確にはバイリンガル版です。

ドラえもんはSFだと思いますが、キャラクターの日常生活がメインなので日常会話にたくさん触れることが出来ます。ひみつ道具の使い方や効果の説明を読むことで、英語でものごとを説明する力もアップさせられると思います。

日本語訳もありますし使われている英語も平易なので、『システム英単語』など高校生がやるような単語集を覚えたくらいの英語の語彙力で十分楽しめます。複雑な英文は出てきませんが、仮定法過去や「the 比較級~, the 比較級…」などは普通に出てきますので、英文法はひと通り学習しておいた方が良いでしょう。巻末に数ページの英語表現解説がついています。

最後に

漫画が好きなら、英会話表現とその使い方を学ぶには英語版の漫画は最適です。「小説はまだ難しいな」と感じている人も、一度英語版の漫画を読んでみて下さい。絵がある分、小説よりも読みやすいと感じると思います。

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