英語 発音の本を1冊学習した後は中学~高校レベルの英単語集で基本単語の発音を確認するのがおすすめ【脱カタカナ発音】

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このサイトでは、英語の学習初期に何か発音の本を1冊学習することをおすすめしています。意識的に英語の発音を練習するとしないのとでは、発音の上達スピードにかなり差が出てきます。本当に全然違います。

今回は、発音の本を1冊学習した後に陥りがちな状態と、その解決法を紹介します。

目次

英語の発音本を学習した後にはまりがちな落とし穴

中学レベルの英単語~高校基礎レベルの英単語の発音が以前のまま

英語の発音の本を1冊しっかりと学ぶこと等で発音記号が正しく読めるようになり、英語の音の変化についても学ぶことができます。そして、日々の英語教材やスクリプト付きのニュースなどの音読・シャドーイングといったトレーニングによって、どんどん英語の発音はうまくなっていきます。

みなさんの中にも、自分の英語の発音の上達を実感している人がたくさんいるんじゃないでしょうか。しかし、結構多くの人が見落としがちなポイントがあります。

それは「自分が既に知っている英単語の発音が以前のまま」だったりすることです。

英語の発音学習によって発音記号が正しく読めるようになっているので、発音学習以降に英単語集や辞書で調べて覚えた単語というのは正しい発音で覚えられていることが多いです。その一方で、もとから知っていた中学レベルの基本単語になると変な発音になったり、カタカナ発音のままだったりする人が少なくないんですよね。

例えば、下記のような英単語の発音を間違う人が結構多いなと思ってるのですが、どうでしょうか。辞書や中学レベルの英単語集などで発音記号と音声を確認してみて下さい。

  • enjoy
  • excuse
  • stand
  • help
  • drive
  • open
  • answer
  • thank
  • pencil
  • would

適当に中学英語レベルで10個挙げてみましたが、自分がいつもしている発音と違っていたものはありましたか?ある程度英語の発音が上手い人でも、中学レベルの基本英単語は盲点になっていることが結構あるので注意して下さい。

「中学英単語なんて大丈夫だよ」と思っている人もいるかもしれませんが、意外とあやしい発音をしている人も多いです。基本単語ほどよく使いますので、一度すべて発音をブラッシュアップしておくことを強くおすすめします。自分の発音と違うかをチェックするだけならそんなに時間はかかりませんしね。

発音を勉強した自分だからこそ、気付けるようになっていることもあると思います。

「発音自体は上手いけど、間違って覚えている」という状態はかなりもったいないので修正しましょう。このタイプの人は、特に母音の勘違いが多いイメージです。

どうやって中学英単語の発音を確認・矯正するの?おすすめの基本英単語の発音確認方法

では、どうやって基本英単語の発音を確認していくのか。

これは、人それぞれ好きにやっていただいて構わないのですが、辞書をペラペラめくって発音記号を確認していくのは流石に大変だと思います。そこで私のおすすめの発音確認方法を紹介しておきます。

何を使って中学英単語の発音を確認するの?

中学レベル(高校受験レベル)の英単語集

中学レベルの英単語の発音の確認には、システム英単語 中学版のような、中学生用・高校受験用の英単語集が最適だと思います。

中学の教科書は捨てちゃったという人も多いと思いますし、市販の英単語集だと大体今は音声も付いています。

中学の英語教科書巻末の単語集

中学1年~3年の英語の教科書が手元にある人はそれを使ってもいいです。教科書の一番後ろに収録単語の発音記号と意味の一覧ページがあるはずです。

でも、音声を用意したりするのが少し手間かもしれませんので、私は中学生用の市販英単語集を使うことをおすすめしておきます。


システム英単語 中学版

基本英単語の発音の具体的な確認方法

  1. 英単語の綴りと発音記号を見る
  2. 発音記号どおり発音して、自分が今までしていた発音と同じかチェック
  3. 違っていたらマーカーで線を引いたり、ペンで丸をつけたりして分かるようにする。
  4. 音声を聞いて、同じように何度も自分で発音してみる

基本単語の発音チェックの際の注意点

  • 中学レベルの基本単語の発音の総ざらいが目的なので、大学受験用ではなく中学生用の単語集や教科書等を使う
  • もし、発音記号だけでは音がイメージが出来ない場合は必ず音声を聞く
  • 発音記号を読む&音声を聞くだけで発音が理解出来たとしても、必ず自分で何度も発音してみる
  • 自分の思っていた発音と違う英単語だけをチェックする
  • もし知らない単語が出てきたら覚える

発音の学習をまだしたことがない人は、発音本などでしっかりと発音記号を正しく読めるようにしておきましょう。もちろん、アクセントの位置にも注意して下さい。アクセントの位置がおかしいとそれだけで理解されないことも多いです。

今はYouTubeで英語のネイティブスピーカーの先生が発音を教えてくれるチャンネルもあるので、そちらを利用するのもアリですね。Rachel’s English などがおすすめです。

関連記事:【発音記号・フォニックス】英語の発音が上達するおすすめ定番教材を紹介!【英語の音の変化・リスニング】


DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本

最後に

今回紹介した「基本英単語の発音の確認」はとても大切なことなので、絶対にやった方がいいです。記事内でも書きましたが、基本単語ほどよく使いますし、意外と間違って覚えている単語があったりしますので。そもそも、英語の発音の練習は英語学習の初期にしっかりやっておくべきだと思います。

関連記事:『英語の発音が正しくなる本』フォニックスも発音記号の読み方も学べるおすすめ発音参考書を徹底レビュー!

中学レベルの単語の発音チェックが終わったら、次は高校レベルの単語集でも同じようにチェックするのがおすすめです。

英語の発音の上達も、英会話などと同じく日々の練習がものをいいます。焦らず地道に頑張りましょう。

関連記事:英語の発音は字のようなもの まずは「一度で通じる発音」を目指そう!おすすめ発音本と、英語のネイティブ音声を手本に練習すれば必ず上達します【脱カタカナ発音】

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