この記事では、以下の2ページに分けておすすめの大学受験用の英文法・語法問題集「ベスト400」について紹介しています。このページは2ページ目です。
ここからは具体的な問題集の使い方・復習の方法・注意点などを紹介します。
これが入試に出る!英文法・語法問題ベスト400の使い方
「ベスト400」1周目の勉強の仕方
- 問題を解く
- 答え合わせをし、カンで正解した問題と間違えた問題にフリクションペンでチェックをする
- その時に解いた全ての問題の解説を読む
- 解説を読んで分からない文法・語法などがあれば、総合英語や辞書で調べる
- 解説の中に覚えていないものがある表があれば写メに取るかメモる
- チェックした問題をもう一度解き、何度も英文を口に出して言ってみる(正解してもチェックは消さない)
- 次の単元に進んで、1~6をくり返す。終わったら2周目へ。
「ベスト400」2周目の勉強の仕方
- 1周目でチェックした問題を解く
- 答え合わせをし、正解した問題のチェックを消す(カンで正解した問題はそのまま)
- カンで正解した問題と間違えた問題の解説を読む
- 解説を読んで分からない文法・語法などがあれば、総合英語や辞書で調べる
- チェックが残っている問題をもう一度解き、何度も英文を口に出して言ってみる(正解してもチェックは消さない)
- 次の単元に進んで、1~6をくり返す。終わったら3周目へ。
「ベスト400」3周目以降の勉強の仕方
3周目以降は2周目と同じです。いちどに問題をどれくらい解くかは、自分で出来そうな数で決めてもらって構いません。
おすすめは、最初の1周目を1週間で1周できるくらいの量をおすすめします。2周目、3周目と解く数が減ってくるので、かなりのスピードで復習をくり返すことが出来ると思います。
また、写メを撮ったりメモったものは細切れの時間なども利用して覚えましょう。
復習を何周かして、「大体全部マスターできたかな?」となったらもう一度400問通して全部解いて下さい。しっかりと内容の復習&英文の音読が出来ていれば、解くというよりも瞬時に「これしかありえない」というレベルで反応出来るはずなので、ほとんどの問題が即答出来ます。そして、そこで間違えたものだけをチェックしてまた解いて下さい。
どうしても覚えられないものや、毎回も間違えてしまうものは復習用の小型ノートやルーズリーフなどにメモして、集中的に覚えてしまって下さい。この作業をやるかやらないかでだいぶ変わりますので必ずやりましょう。
英文法・語法問題ベスト400で勉強する際の注意点
- 少し考えて分からなければすぐ飛ばす(特に語法問題)。
- 分からない問題は高校総合英語や文法書などでも調べてみる。
- 答えだけ覚えても何の意味もない。
- カッコの前後と選択肢だけを見て解かない。
- 英文の意味は解説で必ず確認し、何度も音読する。
- 自分が解けない問題がなくなるまでやる。
- ネクステージのような4択型と違い、イディオム問題は載っていない。
最後に
この「これが入試に出る!英文法・語法問題ベスト400」は、英語を勉強するなら必ず押さえておきたい最低限の英文法・語法が厳選されているので本当に良い問題集だと思います。
特に、高校生、大学受験生にはほぼ全員におすすめできますね。もちろん、高校レベルの必須英文法・語法問題を解いて固めたい社会人の英語学習者の方にも使えます。
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