【英語多読】お気に入りの洋書を1冊見つけて読み込もう!【音読・シャドーイング】

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みなさんには英語の本で何回も読みたくなる、実際に何度も読んでいるお気に入りの1冊ってありますか?

今回は、英語の多読などで出会った本や自分の読みたかった本など、何か1冊でいいのでお気に入りを見つけて、それに載っている英語を全部しゃぶり尽くすつもりで読み込むという勉強法を紹介します。

目次

1冊の洋書を徹底的に読み込むことで英語の総合力アップ!

英語の多読では1冊読み終えたらどんどん新しい本へ進みますが、それとは別にお気に入りの1冊を何度も繰り返して読み込んでみましょう。

同じ本を何度も何度も読み込むことで、自然な英語の感覚(語彙や英文法、文章の流れなど)を体に叩き込むことが出来ます。読み上げ音声を併用することでリスニング力アップにもなりますし、返り読み防止の練習やリーディングスピードアップにも繋がります。

「この本はもう暗記するくらい何度も何度も読んだよ」という感じのボロボロの本が1冊出来る頃には、自分の英語力が4技能(読む・聞く・書く・話す)全てが始めた時と比べて飛躍的にアップしているはずです。それに何より「1冊を徹底的に読み込んだ」という自信が付くのが大きいです。

みなさんも初めて洋書を1冊読み切った時は、「自分は英語の本を読み切ったんだ」と自信が付いたと思いますが、それのもう1段階上のレベルですね。

音読・シャドーイング用の洋書の選び方

  • 初めて読んだ洋書
  • 洋書が読めない頃の自分が憧れていた本
  • 好きな作家のお気に入りの作品
  • 自分の趣味や専門分野についてのバイブル的な本
  • とりあえず読みやすい本
  • 人生を変えてくれた1冊

など何でも良いです。「そんな本ないよ……」っていう人は、今は無理に決めず、お気に入りの作品を見つけるためにもどんどん洋書を多読していきましょう。面白そうな勉強法なのでやってみたいという人は、とりあえず何か1冊決めて実際やってみて、続かなさそうならいったん中断しましょう。

ボリューム的には200ページ前後の本がちょうど良いと思いますが、自分が本当に気に入っている本なら気にせず選びましょう。ジャンルもなんでも良いです。これから長く付き合うわけですから、とにかく「自分が1番気に入っている作品」を選んで下さい。

ただし、ちゃんと自分が読めるものにしてくださいね。あまりにも自分の英語力とかけ離れた本や難解な本は続かないと思いますし、効果も薄くなってしまうので避けましょう。

あと、せっかくなので英語の参考書の類ではなく、洋書を選ぶのが良いでしょう。どうしても、というのならもちろんそれで構いません。

関連記事:洋書初心者がペーパーバックを読めるようになる方法・中学英語からの最短ルート【英語多読】

洋書の音読・シャドーイングのやり方

そして、これだ!という1冊が見つかったら、日課として毎日決めた量を音読orシャドーイングしましょう。ひたすら毎日続けましょう。

オーディオブックのCDや「Audible」などで読み上げ英語音声も用意して、何度も何度も音声に合わせて音読します。それこそ「いつの間にか覚えてしまった」というくらいに。

例えば、

  • 1周目は特に1日のノルマは決めず、とりあえずひと通りの音読を済ませてしまう。
  • 2周目からは1日2~4ページくらいをノルマに、何度も音読・シャドーイングを繰り返す。

みたいな感じです。難しければ最初はシャドーイングはやらずに、英語音声と一緒に音読するだけでOKです。

これを日課にして何周もします。面倒だとか飽きただとかいうのを超越して、やるのが当たり前の状態に持っていくのが最初の目標ですね。したがって、あまり無理のあるノルマ設定はやめましょう。自分が無理なく音読・シャドーイング出来る時間は何分かを考えて決めましょう。

本文を暗記する必要はありませんので注意してください。長い間続けていると、結果的にかなりの部分を覚えてしまったという状態にはなるとは思いますが、意識して覚えようとはしなくていいです。

関連記事:【VOA Learning English】シャドーイングのやり方とおすすめ教材【英語リスニング・スピーキング】

おすすめの洋書

個人的に何度も読む価値があると考えている、おすすめの洋書を紹介しておきます。

あくまでも参考として一応紹介しているだけなので、「自分が」何度も読み返したいと思えるお気に入りの本があればそれを使用して下さい。

Tuesdays With Morrie(モリー先生との火曜日)

こちらは洋書の選択肢としては定番?ですよね。とても良い本だと思います。私も今までに何回も読んでいます。

オーディオブックCDも出ていますし、「Audible」にもあります。そして日本語訳版もありますので、内容が気に入れば候補としてかなり有力です。

 

Who Moved My Cheese?

「『モリー先生との火曜日』はちょっと難しいので、もう少し簡単なやつない?」という人には、こちらの『Who Moved My Cheese?』をおすすめしておきます。世界的に有名な童話・ビジネス書ですが、高校英語レベルで十分読めると思います。ページ数も約100ページと少なめ、オーディオブックも約1時間半なので取り組みやすいかと思います。

最後に

お気に入りの洋書の読み込みは個人的におすすめの英語勉強法、英語多読学習の1つなので、面白そうだなと思った人はぜひやってみて下さい。この勉強方法が気に入ったら、2冊目に挑戦してもいいでしょう。「この本のおかげで私の英語が大幅にレベルアップしました」と胸を張って言えるような本が出来ると良いですね。

関連記事:【英語多読】おすすめの洋書・児童書、定番シリーズを含む面白い本を10選!

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