【大学受験英語】英文解釈・英語長文のおすすめ参考書!選び方や使い方【決定版】

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ここでは、大学受験英語の英文解釈(英文読解)、英語長文の読み方についてのおすすめの参考書・問題集についてみていきましょう。

今までに勉強してきた英単語やイディオム、英文法を使って実際に英文を読んだり、長文問題を解いたりという勉強をしていきます。その時、

  • 「英単語と英文法は分かるんだけど、何か英文の意味がちゃんと理解出来ない」
  • 「英文ひとつひとつの意味は分かるんだけど、英語の文章全体になるとどういう話だったのかがよく分からない」

このような悩みが出てくることも少なくありません。その多くは英文解釈の参考書や英語長文の読み方を勉強することで解消できるでしょう。この記事では、その英文解釈・英語長文のおすすめの参考書や問題集を紹介します。

関連記事:大学受験英語で最初にやること&基礎固めにおすすめの参考書【勉強計画・教材選び】

目次

大学受験英語 英文解釈のおすすめ参考書

英文解釈のおすすめ参考書 レベル別

おすすめの英文解釈の参考書

前提

  • 高校基礎文法が終わっていること(とても重要です)

基礎~標準

標準~上級

  • 基礎英文解釈の技術100
  • 基礎英文問題精講
  • ポレポレ英文読解プロセス50
  • ビジュアル英文解釈2(※ 1とセットで使用)

上級

  • 英文読解の透視図
  • 京大入試に学ぶ英語難構文の真髄

英文解釈の勉強はいつから始めればいい?

高校の基礎レベルの英文法が終わってから始めるのが良いでしょう。

基礎~標準レベルの本は、英文解釈に役立つ基礎レベルの知識や読み方、英文法を解説したものです。「英文法は一通りやったけどあまり自信がない、英文の読み方もよくわからないので早く英文解釈の勉強に取り掛かりたい」という人は、これらの参考書を英文解釈の勉強の最初の1冊として選ぶのが良いでしょう。

大学入学共通テスト(旧センター試験)や日東駒専、産近甲龍あたりが志望校の人はこの「基礎~標準」までのレベルをとにかくしっかりとやりましょう。単語、イディオム、英文法がひととおり勉強できていれば、いきなり標準レベルの英文解釈の参考書に取り組んでOKです。(ビジュアル英文解釈をやる場合は1からやりましょう。)

高校レベルの英文法をしっかりと勉強した上で、上の表の「標準~上級」レベルの参考書1冊やっておけば基本的にはMARCH関関同立、早慶上智、国公立のほとんどに対応出来ます

英語が好きで得意な人や標準~上級の参考書が簡単すぎると感じるレベルの人、京都大学や大阪医科大学など難しい和訳問題が出るところが志望校の人は「上級」のものもやればいいでしょう。

英語が苦手な人で、「分厚い英文解釈の参考書をやるのはちょっと……」という人は『英文読解入門 基本はここだ!』を読んでみましょう。

英文解釈の参考書はどれを選べばいい?何冊やればいい?

私が上で挙げた参考書たちはどれも定番なので、好みで選んで大丈夫です。どれを使っても英文解釈の力はつきますし、ハズレはありません。何冊やるかは、志望校や英文解釈の勉強に使える残り時間などにもよりますが、最近は何冊も解釈の参考書をやる必要はありません。やっても2冊で十分ですね。

2冊やる場合は「何か+ポレポレ」がボリューム的にちょうどいいのでおすすめです。

『肘井学の読解のための英文法』『英文問題精講シリーズ』『英文読解の技術シリーズ』

1冊だけおすすめする場合は、その人の実力、性格や好み・志望校のレベル等を考えて、『肘井学の読解のための英文法』『英文問題精講シリーズ』『英文解釈の技術シリーズ』のどれかを1冊選ぶことが多いです。

最近は『肘井の読解のための英文法』か『入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』を英文解釈最初の1冊におすすめすることが多いですね。スタディサプリで有名な『肘井』は他の記事で詳しく紹介していますので、参考にして下さい。

関連記事:『肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本』のレビューと使い方【おすすめの英文解釈参考書】

『ビジュアル英文解釈』伊藤和夫

伊藤和夫先生の『ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)』は中学レベルの初歩から始まり、最後は大学受験トップレベルまで英文解釈の力を引き上げてくれる名著です。

この2冊の参考書は解説がとてもとても手厚くされるのですが、それが逆に「説明がくどい」と感じる人もいるかもしれません。それくらい丁寧に解説がされます。したがって「本を読むのが苦手」「理屈を考えるのは嫌」という人にも向かないでしょう。

また、本のレイアウトも現代のキレイに整理された参考書(『肘井』など)に比べると使いやすいとは言いづらく、イラストも古臭く感じる人も多いかもしれません(87年出版なので実際古いのですが……)。

これらのデメリットはこの本を学んで得られる英文解釈の力とは何の関係もありませんが、やる気が出ないのであれば、もちろん無理に選ぶ必要はありません。

改訂すれば良いのに何故しないんだろう……レイアウトとイラストでめちゃめちゃ損してる本だと思います。

『ポレポレ英文読解プロセス50』西きょうじ

『英文解釈の技術シリーズ』などの分厚い参考書はやる気が失せる、かつ英語が得意な人なら、いきなり西きょうじ先生の『ポレポレ英文読解プロセス50』をやってみましょう。読んでみて英文のレベルがちょうど良さそうなら、英文解釈はポレポレ1冊で済ますというのもアリですね。もちろん、余裕があればダメ押しで「上級」から1冊選んでやっても構いません。

ポレポレ英文読解プロセス50については「英文解釈のおすすめ参考書「ポレポレ英文読解プロセス50」最小の努力で最大の効果?!」こちらの記事で詳しく紹介しています。

英文解釈の参考書に取り組むときの注意

そして、英文解釈の参考書に取り組むときは、

  • どういう読み方をして、そういう訳になっているのか
  • 文法で分からないものが出てきたら、必ず総合英語でこまめに調べる
  • 和訳問題が出題される大学を受ける場合は、たまに紙に訳をかいてみる。

この辺をしっかり確認しながら取り組んで下さい。全員が全員、すべての英文の和訳を紙に書く必要はありません。英文を読んで、読めないところを解説や調べ物により理解して読めるようにし、その後何度も読んで定着させるのが大切です。

しかし、和訳しなくていいということは、和訳出来なくてもいい、ということではありません。和訳をしようと思ったら出来るレベルにはなって下さい。これを勘違いしている人がいるので念のため。たまには和訳を書いてみておかしくないか、チェックすることをおすすめします。

私は毎年、何千枚というレベルで受験生の英文和訳問題の答案を読むのですが、日本語が明らかにおかしい和訳を書く人がとても多いなと感じます。

また、英文解釈の参考書に書いてある日本語訳の中には「ん…?」となるものもたまにあるかと思います。(技術シリーズの訳例に多いかなと思います)解説の通りしっかりと英文の構造を掴んで読めていれば、訳例と自分の訳が違っていても構いません。英文解釈の参考書全てに言えることですが、読み方を学んで下さい。

英文解釈は昔の本に良書が多い分野ですが難易度が高く、今の大学受験生がやる必要はない本もたくさんあるので注意しましょう。

例えば、伊藤和夫先生の有名な『英文解釈教室〈新装版〉』はすごくおすすめの英文解釈の参考書なのですが、基本的に今の大学受験生には不要です。

関連記事:『英文解釈教室 新装版 伊藤和夫』のレビューと使い方!読めない英文が激減するおすすめ参考書です

大学受験英語 長文問題のコツ・読み方 おすすめ参考書

勉強する人

英語長文の読み方・解き方を学ぶ

英語長文の読み方の参考書とは、パラグラフ・リーディングや情報構造、ディスコースマーカーなどを扱ってる本です。ちゃんと英文(短文)が読める人が文章(短文のかたまり)をどう読んでいくと良いかということを学びます

「ひとつひとつの英文は読めるけど、全体を通して何が言いたい文章だったのかよく分からない。」

こんな悩みのある人などにおすすめです。長文問題集や過去問に取り掛かる前に何か1冊やっておくのをおすすめします。こういった本で学ぶことは全ての英文で完全に当てはまるというものではないのですが、英語の文章を読む力を上げるのに必ずプラスになります。

英語長文問題のコツが分かる、読み方・解き方のおすすめ参考書・問題集

英語長文の読み方の参考書でおすすめのものは、ここで紹介する他にも何冊かあるのですが、すでに絶版になっていたりします。今も出版されているもので選ぶなら

  • 河合塾SERIES『英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー (1) 読み方・解き方編 』
  • 日栄社『文のつながりをとらえる英文読解法 高校中級用』(特におすすめ

このあたりから選べば間違いはないでしょう。

河合塾SERIES『英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー (1) 読み方・解き方編 』

河合塾のパラグラフリーディングのストラテジーは2と3も出ていますが、基本的に1だけやれば十分です。

日栄社『集中2週間完成 文のつながりをとらえる英文読解法 高校中級用』

「あまり分厚い本だとやる気がなくなるから薄い本で勉強したい」という人は、日栄社の

文のつながりをとらえる英文読解法 高校中級用 (集中2週間完成)

こちらが断然おすすめです。39ページとコンパクトな本ですが、「情報構造上のつながり」「論理的なつながり」「パラグラフの主張とその根拠」など、英文を読む上で大切な内容がひと通りとてもよくまとまっています

「英語の文章の読み方の本はいらないかな」と思っていた人も、この問題集は薄くてすぐに終わりますし値段もかなり安いので、とりあえずこのシリーズを1冊をやっておいても損はありません。もちろん、長文問題の演習にもなります。

この「文のつながりをとらえる英文読解法」シリーズは初級~上級までありますが、基本的に大まかな内容は同じです。しかし、紹介されている例の細かさと英文の難易度が違います。初級はちょっと内容が薄いので、中級以上をおすすめします。

『得点力を高める 標準問題特訓リーディング』 戸澤全崇

下の英語長文問題集のところでもおすすめしていますが、戸澤先生の

『得点力を高める 標準問題 特訓リーディング』

にも最低限の英語長文の読み方は書いてあるので、それで様子を見てみるのもアリですね。もう少し補強した方が良さそうだと感じたら、日栄社の「文のつながりをとらえる英文読解法」シリーズの中級 or 上級を1冊追加しましょう。

文章を読む能力が高い人(国語力がある人)は、ここは飛ばして長文読解の問題集に入っても良いと思います。「文章になると読み方がわかんないなー」って人は何か1冊やってみるといいでしょう。

英語長文問題のおすすめ問題集

英語長文問題は、これまでに勉強してきたことの全てを実際に問題を解くことで試していくために使います

受ける予定の大学が多い人は滑り止めで考えている大学の過去問などを解くのもいいですし、「○○大の英語」シリーズが出ている大学が志望校なら、最初からそれを使ってもいいです。

普通の長文問題集を使う場合はレベル別に分かれているものなどを使うと良いでしょう。ここでも、自分のレベルに合ったものを選ぶのが大切です。

おすすめ英語長文問題集

  • センター過去問(大学入学共通テスト)(特におすすめ)
  • ○○大の英語
  • 河合塾のやっておきたい英語長文シリーズ
  • 旺文社の大学入試全レベル問題集英語長文シリーズ
  • 大学入試英語長文ハイパートレーニング
  • システム英語長文シリーズ
  • 大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション1 スタンダードレベル』シリーズ
  • 入門・基礎英語長文問題精講
  • 得点力を高める 標準問題 特訓リーディング(特におすすめ)

このあたりの英語長文問題集を本屋で見て、その本の真ん中くらいの問題の英文を読んでみて、レベルがちょうど良さそうなものをどんどんやっていって下さい。

センター試験(大学入学共通テスト)の過去問も十分長文の演習に使えます。基本的な英語の語彙、文法語法の確認にもなるのでおすすめですね。(大学入学共通テストを受ける予定がなくてもおすすめです)

あと、個人的に戸澤先生はいい参考書を作る率が高い印象がありますね。ただ問題と解答解説だけというものではなく、長文の読み方の説明もありますし、音声もDLで用意されています。

システム英語長文頻出問題 1 Basic』のシリーズも、問題の解説だけでなく、文法語法解説の充実、CD付きと後発組の良さが出ていると思います。

コスパ重視で数こなしたいなら日栄社の薄い英語長文問題も結構おすすめです。

あと、システム英語長文の良いところは、どの単語がどのレベルなのか、覚えないといけないレベルなのかどうかまで提示しているところですね。こういうちょっとしたことが、勉強する側にとっては勉強の不安が減ってありがたいです。

でも正直なところ、長文演習本はただの問題演習なんで(レベルさえ合っていれば)好みで良いです。それまでにやることちゃんとやってたら、どれをやっても力になります。

英語の長文問題集は、そもそもどのシリーズも1冊あたりの問題数が少ないので、毎日やってたらすぐ1冊終わってしまいます。他の勉強とのバランスをみて次々とやっていきましょう。(もちろん、英文の復習はお忘れなく)

関連記事:【英語】長文を読むのが苦痛な人におすすめの勉強法&克服法【多読】

最後に

英文解釈の勉強にはハマりすぎないように気をつけて下さい。英文解釈の参考書が1冊終わったら、もう過去問や英語長文問題集などで英文を沢山読みましょう。2冊目に手を出す場合は英語長文と同時進行で取り組みましょう。

そして、「読めなかったところを修正していく」という感じでどんどん進めていきましょう。一度読んだ英文を何度も読むことは大切ですので覚えておいて下さい。英単語やイディオムの強化もそのまま続けて下さいね。

息抜きも兼ねて、長文問題集の英文ではなく洋書多読にチャレンジするのもアリですね。英語を読むこと自体へのストレス・抵抗が減るとすごく楽になりますよ。英語長文アレルギーの人はぜひ検討してみて下さい。

関連記事:【英語多読】中学レベルで読めるGraded Readers(語彙制限本)と洋書の児童書のおすすめを紹介します

次は英作文、例文集、リスニング、大学入試の過去問などについて紹介していきます。

完全に独学するのが不安な人は「スタディサプリ」などの利用を考えてみるのもアリですね。塾や予備校に通うより安いですし、自分のペースで勉強出来ます。

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