最速で洋書が読めて、英語多読を始められる簡単でおすすめの方法を紹介します

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「英語多読をやりたいけど、中学英語から段階を踏んでとかそんなまどろっこしいことやってられないよ」

「出来るだけ早く洋書に取り掛かりたい!」

という人のために、細かいところはすっ飛ばしたおすすめの英語多読の方法・準備を紹介します。洋書を読み始める前に、どんなにせっかちな人でも「これだけはやってくれ」というものだけピックアップします。

関連記事:日本人が洋書を読めない主な理由と、読めるようになるのに必要なこと

目次

最速で英語多読を始めるために重要なこと

  • 基礎英文法をざっとおさらいする
  • 洋書はKindle版で読む

守ることはこの2点です。

これはどういう狙いかと言いますと、「最低限の英文法を押さえて単純な英文構造では迷わないようにした上で、圧倒的に不足しているであろう英語の語彙に関してはKindleの力を借りまくってなんとか読む」ということです。

中学英語から洋書デビューするまでの道のりを紹介した記事に比べると、やることがめちゃめちゃ簡略化されていますし、かなりの力技です。

関連記事:洋書初心者がペーパーバックを読めるようになる方法・中学英語からの最短ルート【英語多読】

中学~高校レベルの英文法をひと通り学習する

まず、中学~高校英文法をざっと確認しましょう。これは必ずやって下さい。英単語やイディオム、定形フレーズはKindleで読んでるならすぐに調べられますが、最低限の英文法が分からないと単語を調べようがまともに読めません。逆に言うと、大学受験などでちゃんと英文法を勉強していた人はすぐ洋書を読み始めることができます。

「中学英語だけじゃ足りないの?」という質問が飛んできそうですが、残念ながら足りません。簡単な英会話などの場合は中学英文法を自在に扱えるようにするのがペラペラへの近道ですが、英語の読書となると話は別です。

洋書を読んでいると普通に高校で学習する英文法がバンバン出てきます。したがって、最低限の準備として高校レベルの英文法はざっとひと通りおさらいしておきましょう。

おすすめの中学~高校英文法参考書

まず1冊目のおすすめ英文法参考書は定番の『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』です。中学英語の復習から始まり、講義調で分かりやすいので英語が苦手な人はこちらを読むのがいいでしょう。

関連記事:『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』のレビューと使い方!読みやすいおすすめの講義系参考書です。

もう1冊のおすすめは、スタディサプリで講師をされている肘井先生の『高校の英文法が1冊でしっかりわかる本』です。こちらの本は簡潔かつ分かりやすく高校レベルの英文法をいい具合の情報量に絞ってありますので、重要な英文法に絞って効率よく学ぶことができます。「そんなに英文法に苦手意識はないけど高校英文法の抜けを確認しておきたい」という人はこちらがおすすめです。

関連記事:『高校の英文法が1冊でしっかりわかる本 肘井学』をレビュー!社会人のやり直し英語にもおすすめ

また、『Evergreen』のような高校総合英語や、『ロイヤル英文法』『一億人の英文法』のような英文法書は情報量が多すぎて「早く英語多読に入りたい!」という人が最低限の英文法を学習するには不向きです。しかし、調べ物用に持っておくと便利ですので、興味のある人は用意しておきましょう。

関連記事:英文法書のKindle版がおすすめ!メリットだらけ&便利すぎるので英語の勉強に活用しよう!

どの英文法の参考書を使う場合でも、練習問題とか例文暗記はやらなくてOKです。もちろん、やったらやったで自分にとってプラスにはなりますが、今回は最速で洋書に取り掛かるというのがテーマなので、説明に使われている例文の意味がちゃんと分かるくらいの理解度を目指します。すでに十分理解して知っている項目などはさっと流し読みで済ましましょう。

洋書はKindle版で読む

中学~高校英文法をざっと頭に入れたらいよいよ洋書にチャレンジしますが、記事の最初に書いたように洋書はKindle版で読んで下さい。それも出来ればパソコン版のKindleアプリを利用しましょう。紙媒体の洋書だとほぼ間違いなく挫折します。英語の語彙力の問題はKindleの力を借りてなんとか乗り越えるという作戦ですので。

この記事で紹介する方法では、洋書をスラスラ読むのに必須である英単語やイディオムを覚えるという重要な作業をすっ飛ばして、現在の自分の英語の語彙力のまま洋書に突撃していくわけですが、当然知らない英単語などに出会うことがたくさんあります。つまり、まず間違いなく英単語・イディオム・慣用表現などを調べまくることになるので、出来るだけストレスなく調べることができる環境にしようという狙いです。

関連記事:洋書を読むには本当に10000語以上の英単語を覚えることが必要なのか【英語多読・ボキャビル】

スマホやタブレットのKindleアプリでも洋書は読めますしそれでも結構快適なのですが、パソコン版はさらに快適に読むことができます。スマホ・タブレット版とパソコン版では読書中に調べるという作業の効率が違いますので、一度試してみてください。その結果、スマホやタブレットで十分だと感じたならそれでもOKです。外出先などではスマホ・タブレット版で読むことも多いと思います。

関連記事:【英語多読】Kindleで洋書を効率よく&快適に読むおすすめの方法。英単語もイディオムも簡単に調べられます。

「英語多読で英和辞書で単語を調べるなんて…英語の勉強では日本語は出来るだけ排除したい!」という人はKindleでも英英辞典を使えますので安心してください。デフォルトの英英辞典はネイティブ向けなので、学習者用の英英辞典を使用するのがおすすめです。

関連記事:【英語多読】Kindleで学習英英辞典を使って英単語を調べる方法

洋書選びの注意点

最低限の最低限くらいまでやることを絞って洋書に突撃していますので、地道に積み重ねつつ洋書に挑戦する場合に比べると本の内容の理解が落ちる場合も多いかと思います。洋書のレベル設定を間違えると1ページの中に10個も20個も知らない単語が出てくるのはザラでしょう。

いくらKindleでは簡単に英単語等を調べることが出来るとはいえ、「調べる頻度が多すぎてちょっと読み続けるの無理そうだな…」と感じた場合はとりあえずその本はいったん置いておいて、無理せずもっと簡単そうな本に挑戦するのがおすすめです。頑張っても読めないものを無理に今読む必要はありません、後で読めばいいんですよ。全然分からないのに適当に自分で話をでっち上げて読んでると、スラスラ誤読するのが普通の状態になってしまったりするので注意してください。

こういうやさしい英語で書かれた定番の洋書から入ると読み切れる可能性がグッと上がりますね。

英語多読では、基本的には「ちょっと簡単過ぎるかも?」というレベルの本から始めるのがおすすめです。

「やっぱり単語も覚えつつ洋書を読もうかな」と思った人は、『DUO3.0』などの単語集を1冊同時進行で覚えていくだけでもKindleで単語の意味を調べる頻度が減り、読書がかなり楽になると思います。

関連記事:【英単語集】『Duo3.0』のレビューと使い方!9000語レベルまではこれ1択!おすすめの単語集です。

最後に

私はどちらかというと中学英語から地道に積み重ねる方が好みなのですが、人によって好みは違いますし、「これが絶対に正解」という方法もありませんので、出来るだけ早く洋書に挑戦したい人向けにこの記事を書きました。今回紹介した方法にビビッときた人は試してみてください。何もやらずにいきなり紙の洋書を買ってきて読むよりはかなりスムーズに英語多読に入れると思います。

記事カテゴリ:英語多読

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